
派遣社員の深津ケイ、34歳。真面目に働いても職場では評価されず、契約満了の日だけが迫る日々。
7年付き合っている彼氏は、いまだ結婚の話を切り出さない。「仕事も恋愛も、自分で選んだはずなのに…」自分の立場の脆さと報われない日々に折り合いをつけつつも、やりきれない思いを抱えていました。
そんなケイが出会ったのは、ある下着店での“運命の一枚”。くすぶった日常を抜け出し、新しい人生の一歩を踏み出すのです。
ツルリンゴスターさんの話題作『ランジェリー・ブルース』をお送りします。
※本記事はツルリンゴスター著の書籍『ランジェリー・ブルース』から一部抜粋・編集しました。









著=ツルリンゴスター/『ランジェリー・ブルース』

