猫にゆかりのある『神社・お寺』8選 猫好きなら足を運びたくなる理由やおすすめポイントをご紹介

猫にゆかりのある『神社・お寺』8選 猫好きなら足を運びたくなる理由やおすすめポイントをご紹介

猫にちなんだ縁起物などが見られる神社・お寺

眠り猫

6.日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)|栃木県

日光東照宮は、世界遺産として登録されている日光の社寺の中の一つで、木彫りの装飾や豪華な門など、見どころが満載の神社です。

特に有名なのが、建物に施されている木彫りの中の「眠り猫」です。猫が安心して眠っている寝姿のため、平和の象徴とも呼ばれています。一触即発のきな臭いニュースが飛び交う現代だからこそ、お参りしたい場所ではないでしょうか。

7.お松大権現(おまつだいごんげん)|徳島県

お松大権現は、有馬や鍋島の話と共に、日本三大怪猫伝の一つとして有名な神社です。不作続きの村を救うために私財を投げ打ち借金をした末、理不尽な目に遭ったご主人夫婦の恨みを晴らす猫の話で、無念の死を遂げたご夫婦への参詣者は、今も絶えません。

このような背景から、境内には猫神様と呼ばれる、2m近い巨大な招き猫があり、目印となっています。また境内には約1万もの招き猫が並んでおり、その中の1体を借りて自宅に持ち帰り、願いが叶った後で返納するという風習もあります。

お松大権現は勝負事にご利益のある神社で、訴訟で勝訴を願う方などが訪れます。特に参拝客が多くなるのが、受験シーズンや選挙期間中です。

8.雲林寺(うんりんじ)|山口県

雲林寺は、萩藩の開祖である毛利輝元とその夫人、殉職者長井治郎左衛門元房の墓のある天樹院の末寺です。この元房がかわいがっていた猫が、元房の死を悲しんで墓前に四十九日間寄り添い続けた後に、主人の後を追います。その後、夜な夜な猫の鳴き声がするようになり、哀れに思った僧が猫を供養したところ、鳴き声が止んだと伝わっています。

現在の境内には、さまざまな猫の置物、バリエーション豊かな猫のお守りやおみくじ、自由に顔が描ける猫の絵馬などがあり、まるで猫のテーマパークに行ったように参拝を楽しめるようになっています。

まとめ

豪徳寺境内の招き猫

今回は、猫にゆかりのある8つの神社やお寺をご紹介しました。調べてみると、猫にゆかりのある神社やお寺は、日本各地にたくさんあります。行楽の計画に盛り込み、猫と日本人の古い歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。そしてお気に入りの神社を見つけ、猫の魅力に触れる旅を楽しんでみてください。

提供元