主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。ツバサが趣味を優先しすぎた結果、妻がワンオペ中に倒れ意識不明で緊急入院。ツバサは育児に苦戦し大変さを理解。妻の意識が回復し、これまでのことを謝罪しますがふたりは離婚することに。しかし義父が猛反対。その理由が自分の体裁を守るためだと知った妻と口論に発展し、威圧的な態度で絶縁を宣言され…。
「お前ここで何をしているんだ?」
お義父さんが出て行った玄関先で声が聞こえ、不思議に感じるツバサとノゾミ。行ってみるとお義母さんが立っており、ノゾミに「お父さんに嫌なことを言われたよね」と寄り添います。それを聞いたお義父さんが「お前たちはつくづくくだらん」と鼻で笑うと、ノゾミは縁を切ると言われたと報告。
すると「私とも縁を切っていただけますか?」とお義母さんがまさかの告白。お義父さんが「何を言っているんだ?」と怒りをあらわにすると…。
「聞こえませんでした?」冷めた表情で離婚を言い渡し一同困惑












お義母さんの突然の告白に動揺するツバサさんとノゾミさん。お義母さんは「ノゾミと縁を切るなんてあり得ない」とし、お義父さんに離婚する意思があることを告白。初めて言い返されたお義父さんは激怒。「私なしでどうやって生きていくんだ?」と高圧的な態度でまくし立てます。
ノゾミさんのお母さんは親としての心得を持っている人でした。ノゾミさんが泣きながら選んだ道を“一歩踏み出す勇気”として受け止め、親として支えるつもりでいるようです。威圧的な態度のお父さんにも負けず、子どもを守ろうとする姿を見習いたいものです。
著者:マンガ家・イラストレーター よういち

