「無毛症」の完治は難しい?対処法であるかつらや刺青の注意点も医師が解説!

「無毛症」の完治は難しい?対処法であるかつらや刺青の注意点も医師が解説!

無毛症とは、本来毛が生えるべき場所に、生まれつき生えていない状態の病気です。先天的な原因で起こる病気といわれています。

他にも似た症状の病気に乏毛症がありますが、この病気とは異なります。また、この病気は遺伝するのかなど、気になっている方は多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では無毛症の遺伝についてご紹介します。対処法についても解説するので、参考にしてください。

※この記事はメディカルドックにて『「無毛症」を発症する原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

竹内 想

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)

名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。

無毛症の予後

無毛症の予後

無毛症は完治するのでしょうか?

男性ホルモン分泌不全が原因の無毛症であるならば、テストステロン薬の塗布や全身投与などで改善が見られる可能性があります。

しかし、完治は難しいでしょう。また、先天性の場合は、有効な治療方法が確立されていないため完治させることができない現状です。

症状を改善する方法があれば教えてください。

治療方法が確立されていないため、大きく症状を改善する方法はありません。しかし、症状に対処する方法としては、かつらや刺青などを使って見た目を整える方法があります。

特に、完全な無毛症の場合は、刺青は見た目を大きく変えられるため有効と考えられています。しかし、かつら・刺青の対処法は保険適用がないため、注意が必要です。

最後に、読者へメッセージがあればお願いします。

無毛症は、先天的な遺伝子異常によって発症するケースが多い病気です。未だ効果的な治療方法は確立されていませんが、今後研究が進められて、原因の追究や効果的な治療方法の確率がされていくでしょう。

この病気でお悩みの方や、これから子供に先述したような症状が発症しないか心配な方はいるでしょう。そのような場合は、まずは正しい知識を備え、適切な診療科目に受診して対応できるようにしておきましょう。

編集部まとめ

頭を抱える人
無毛症は、先天的な遺伝子異常によって起こるケースや、男性ホルモン分泌不全などで起こる病気です。

症状は毛髪だけでなく、全身の毛で発症する可能性があります。生まれてすぐに気づかないケースもあるでしょう。

また、先天性の場合、明確な治療方法は現在ありません。しかし、今後の研究が期待されており、治療方法も開発される可能性があります。

万が一自分の子供が無毛症だった場合は、正しい情報を集めつつ、治療を進めていきましょう。

参考文献

無毛症について|Medical Note

無汗性外胚葉形成不全|小児慢性特定疾病情報センター

外胚葉異形成症|国立研究開発法人 国立成育医療研究センター

配信元: Medical DOC

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