400冊超の絵本が一堂に会する圧巻の展示
1973年のデビュー作『みち』から2025年までの52年間、五味太郎が生み出してきた絵本のすべてが会場に集結します。その数は400冊を超え、世界30カ国以上で翻訳出版されたものを含めるとその倍以上。半世紀にわたる創作の軌跡を、年代順に辿ることができる、まさに"本"が主役の展覧会です。
本展の最大の魅力は、絵本本来の楽しみ方である「手に取り、読む」体験を大切にしていること。会場では、絵本がテーブルの上に並べて展示され、来場者は自由に手に取りページをめくりながら、五味太郎の世界にじっくりと浸ることができます。展覧会そのものが、五味太郎によるひとつの空間作品として構成されており、ページの上にとどまらない立体的な体験が待っています。
何度でも通いたくなる、再入場自由のバッジ制
本展では、入館バッジ制を採用しています。1,500円（税込）のバッジを購入すれば、会期中は何度でも再入場が可能です。52年間にわたる膨大な作品群を、自分のペースでゆっくりと味わうことができる嬉しいシステムです。未就学児は入場無料となっており、親子で五味太郎の絵本世界を楽しむこともできます。
