歯ブラシでの正しい磨き方
まず、磨く順番を決めておくことが大切です。ランダムに磨くと、どこを磨いたかわからなくなり、磨き残しの原因になります。歯ブラシは、力を入れすぎてしまう人には鉛筆持ちがオススメです。毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、細かく小刻みに動かして1本ずつ磨きましょう。
プラーク(歯垢)は排水口のぬめりのように、しっかりこすらないと取れません。
特に上の奥歯の外側は頬が邪魔してブラシが届きにくく、下の奥歯の裏側は舌が邪魔で磨きにくい部位です。
お口を少し閉じ気味にして、ブラシが奥まで届いているか確認しながら磨きましょう。
むし歯や歯周病は主に就寝中に進行します。
夜の歯磨きは「一日の汚れをリセットする」つもりで丁寧に行いましょう。
うがいは“すすぎすぎない”のがポイント
歯磨き後のうがいは、1~2回・5秒程度の軽いうがいで十分です。歯磨き粉にはフッ素などの有効成分が含まれていますが、長時間うがいをすると、これらの成分が流れてしまいます。むし歯予防の先進国スウェーデンでは、この「すすぎすぎないうがい法(イエテボリ法)」が推奨されています。

