マウスピース型矯正治療後に保定は必要?リテーナーの装着期間や時間、注意点も解説

マウスピース型矯正治療後に保定は必要?リテーナーの装着期間や時間、注意点も解説

リテーナーを使用するときの注意点

リテーナーを長期間にわたって効果的に使用するためには、日常的な取り扱いや管理方法を正しく理解しておくことが大切です。適切なケアを怠ると、リテーナーの劣化が早まったり、口腔内トラブルの原因となったりします。

また、紛失や破損といったトラブルを防ぐためにも、基本的な注意点を守る必要があります。ここでは、リテーナーを使用する際に特に気をつけるべきポイントについて解説します。

これらの注意点を日常習慣として取り入れることで、快適に保定期間を過ごせます。

食事をするときには外す

取り外し可能なリテーナーは、食事の際に外しましょう。装着したまま食事をすると、リテーナーの破損や変形の原因となります。食べ物がリテーナーと歯の間に挟まり、むし歯のリスクも高まります。

食事後は歯磨きをしてからリテーナーを再装着しましょう。外出先で歯磨きができない場合は、できる限りお口をすすいでからリテーナーを装着しましょう。

飲み物についても、水以外はリテーナーを外すことが推奨されます。特に砂糖を含む飲料や色素の強い飲み物は、むし歯や着色の原因となります。

リテーナーを外す際は、丁寧に扱いましょう。無理に引っ張ったり、片側だけを外そうとしたりすると破損の原因になります。正しい取り外し方を歯科医師から教わり、実践しましょう。

毎日洗浄する

リテーナーはお口のなかに長時間入れるものなので、衛生管理が極めて重要です。毎日の洗浄を習慣化しましょう。使用後は流水で洗い流し、歯ブラシで優しく磨きます。

歯磨き粉の使用は避けましょう。研磨剤がリテーナーを傷つけ、細菌が繁殖しやすくなります。週に数回は専用の洗浄剤を使用した洗浄も推奨されます。

洗浄剤はリテーナー専用のものを選び、使用方法を守り、熱湯での洗浄は避けましょう。リテーナーが変形し、使用できなくなる恐れがあります。

適切に洗浄しないと、カビや細菌が繁殖し、口臭や口腔内トラブルの原因となります。清潔なリテーナーを使用し、口腔内の健康も守りましょう。

外したらケースにしまう

リテーナーを外したら、専用のケースに保管しましょう。ティッシュに包んだり、テーブルの上に置いたりすると、紛失や破損のリスクが高まります。

特にティッシュに包むと、誤って捨ててしまうケースが多発しています。ケースは常に持ち歩く習慣をつけましょう。外出先でリテーナーを外す機会も少なくないため、ケースがないと保管場所に困ります。

自宅でも決まった場所に保管することで、紛失を防げます。ペットや小さな子どもがいる家庭では、特に注意が必要です。リテーナーが遊び道具にされたり、誤飲されたりする事故も報告されています。手の届かない場所に保管しましょう。

紛失した場合は速やかに歯科医院に連絡しましょう。新しいリテーナーの作製には時間がかかり、その間に後戻りが進む可能性があります。

保定期間に起こりうるトラブルと対処法

保定期間中は、予期せぬトラブルに遭遇することがあります。リテーナーの破損や紛失、装着時の痛み、生活環境の変化による装着時間の確保困難など、さまざまな問題が起こり得ます。

これらのトラブルに直面したとき、適切な対処法を知っていれば、後戻りなどの深刻な事態を防ぐことができます。

自己判断で対応すると状況が悪化する可能性もあるため、正しい知識を持つことが重要です。ここでは、保定期間によくあるトラブルとその対処法について具体的に説明します。

リテーナーの装着時間を確保できない

仕事や生活スタイルの変化により、指示された装着時間を確保できないこともあります。まずは歯科医師に相談しましょう。生活状況に応じて、装着スケジュールの調整や、固定式リテーナーへの変更などの代替案を提案してもらえます。

自己判断で装着時間を減らすことは避けましょう。わずかな期間でも装着を怠ると、後戻りが始まる可能性があります。どうしても装着が難しい場合でも、就寝時だけは装着するよう心がけましょう。

装着を忘れがちな方は、スマートフォンのリマインダー機能を活用するのも有効です。毎日同じ時間にアラームを設定することで、装着習慣が定着しやすくなります。

リテーナーの装着時に痛む

リテーナー装着時に痛みを感じる場合、いくつかの原因が考えられます。例えば、数日間リテーナーを装着していなかった場合です。わずかに歯が動いており、再装着時に違和感や軽い痛みを感じることがあります。

この場合、継続して装着することで痛みは軽減します。
強い痛みが続く場合や、リテーナーが明らかに合わなくなっている場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。

後戻りが進んでいる可能性があります。早期に対処することで、大がかりな再治療を避けましょう。リテーナー自体に問題がある場合もあります。

変形や破損、鋭利な部分が口腔内を傷つけている可能性があります。無理に装着を続けず、歯科医師に相談しましょう。

リテーナーの破損

リテーナーが破損した場合は、ただちに歯科医院に連絡しましょう。破損したリテーナーを装着し続けると、口腔内を傷つけたり、適切な保定効果が得られなかったりします。

新しいリテーナーの作製には通常1週間から2週間程度かかります。この期間に後戻りが進まないよう、以前の歯列矯正装置が残っている場合は一時的に使用できるか確認しましょう。

また、できるだけ早く新しいリテーナーを受け取れるよう、予約を優先してもらえるか相談しましょう。破損を防ぐためには、日頃の丁寧な取り扱いが重要です。

無理な力をかけない、熱湯や直射日光を避ける、ケースに入れて保管するなどの基本的な注意を守りましょう。

配信元: Medical DOC

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