1.子どもの学習道具
リビングで宿題を行う「リビング学習」が浸透していますが、片づけが苦手であれば子どもの学習道具をリビングに置きっぱなしにするのはおすすめできません。理由は2つ。1つ目は、リビングに定位置を設けることで「どうせまた明日使うから」と都度しまう習慣が遠のいてしまう恐れがあるため。2つ目は、学習道具が目に入ることで、居心地を悪くしてしまう場合もあるからです。
単純に、学習道具を置く分リビングのくつろぎスペースも減ってしまいます。リビングに置くものは、「共有物」だけに絞った方が散らかりにくく、余白を残すことができます。
2.大量の本
大量の本をリビングに置くと、文字からの情報量が多く疲れてしまいます。もし、リビングで読書する習慣がある人は、近くのクローゼットの中に収納したり、扉つきの本棚を置くなどして目隠しをすると「すっきり感」と「片づけのしやすさ」を同時に手に入れることができます。また、本棚は個室に置き、「今読んでいる本」を小さめのボックスに数冊一時置きすることも一つの手。1、2週間に1度のペースで入れ替える程度であれば、そこまで苦にはなりません。

