もともと家事は苦手でしたが、出産を機に「キレイなお家で暮らしたい」と一念発起。
お掃除スペシャリスト クリンネスト1級を取得。
その知識を生かして現在はお家のキレイをキープできています。
インスタグラムでは知識に基づいたお掃除方法や、洗剤の効果的な使い方などについて投稿中です。

普段、お風呂掃除をしていてもつい見落としがちな場所のひとつ。
それは、お風呂のドア・・・の下です。
ここにあるレールには、カリカリした汚れが溜まりやすいんですよね。
ホコリが水分と混ざり、ガッチガチの水垢汚れに変化することで、普通に拭いただけではびくともしません。
今回は、この厄介な汚れをスッキリ落とす方法を、分かりやすく解説します!
用意するもの
・クエン酸泡スプレー(クエン酸小さじ1+水200mlを混ぜても可)・ウェットティッシュ or キッチンペーパー
・つまようじ or 使い古し歯ブラシ(細かい溝用)
※クエン酸は水垢汚れに最適◎泡タイプだと密着力が高く使いやすいです。
レールの素材によってはクエン酸の使用ができない場合があります。その際は中性洗剤を使ってください。
カリカリ汚れを落とす方法
1、パッキンを外す
ドア下のレールには、ゴムパッキンがはめ込まれています。
ここにも汚れがぎっしり溜まっていますが、外さずにお掃除するのは至難の業です。
無理に引っ張らず、端からゆっくり外しましょう。(メーカーによって取り外しできない場合があるので、軽く動かしてチェックしましょう。)

パッキンを外すとけっこう汚れがびっしりしていて、驚きを隠せません。。
外したパッキンは別でお掃除するために置いておきます。
2、レールとパッキンにクエン酸スプレーをまんべんなく吹きかける

ここにつく汚れはガチガチに固まっていることが多いので、普通にウェットティッシュなどで拭き取るだけではびくともしません。
水垢をゆるめる効果のあるクエン酸を使うと、汚れをゆるめられます。

レール部分とパッキンにクエン酸スプレーをまんべんなく吹きかけます。
おすすめはクエン酸泡スプレー。溝にも密着しやすく、効果がアップします。
パッキンは表面だけでなく内側も汚れているので、しっかり吹きかけましょう。
3、30分ほど放置する
そのまま30分ほど放置しましょう。クエン酸が水垢を分解して柔らかくしてくれます。
汚れがひどいときは、クエン酸の上からラップを乗せてパックのようにするとより効果的!
4、汚れをこすり取る
放置後はウェットティッシュやキッチンペーパーなどで軽くこするだけでカリカリ汚れがスルッ……と落とせます。
溝の細かい部分は、古歯ブラシで仕上げましょう。
最後にしっかり水拭きしてクエン酸を残さないようにします。
パッキンは水でよく流してから乾燥させます。
5、よく乾かしてからパッキンを元に戻す

パッキンに水分が残ったまま戻すと、汚れやカビの原因になってしまいます。しっかり乾かしたらレールに戻しましょう。
パッキンを戻すときのコツは、上から押し込むのではなく横からスライドさせるように押し込むことです。これでスムーズに収まりやすいです。

