“ドバイの大豪邸”で暮らすハムスター、飼い主と引っ越しをしたら……「スケールの違いに驚かされています」「引っ越しお疲れ様でした」

“ドバイの大豪邸”で暮らすハムスター、飼い主と引っ越しをしたら……「スケールの違いに驚かされています」「引っ越しお疲れ様でした」

 ドバイの“大豪邸”で暮らすハムスターと一緒に、引っ越しをすることになった飼い主さん夫妻。大豪邸だからこそ起きる問題点や心配事を含めた、引っ越し前後の様子をまとめた動画がYouTubeに投稿され、「スケールの違いに驚かされています」「9日前から作戦会議!? すごいです」と注目を集めています。

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「とことこライフ【しあわせハムスター暮らし】」。ドバイで暮らす飼い主さんと夫が、幅が1.2メートルもある大豪邸(巨大なケージ)で暮らすゴールデンハムスター「ぽむ」さんとの日々を発信しています。

 今回はぽむさんと一緒に引っ越すことになったけれど、大豪邸ならではの心配事も少なくなかったようで……?

 飼い主さんによると、ぽむさんは巣穴作りに対して高い芸術的感性とプロ意識を持っているそうです。日中は分厚く敷かれた床材の中に自分で作った寝室で熟睡していることが多く、物音がするとすぐに目を覚まして警戒モードに入ってしまうのだとか……。

 そんなぽむさんの気質も気になりますが、そもそもこの大きなケージやぽむさん自身をどうやって新居まで運べばいいのでしょうか。考えることが山積みだったという引っ越しで、飼い主さんとぽむさんがどんな準備や動きをしたのか見せてもらいましょう。

 引っ越しまで残り9日。この日の飼い主さんはいつも通り、ぽむさんの暮らす大豪邸のスポットクリーニングを行っていました。その中で視聴者の方から寄せられたコメントで気になっていたという、竹でできた「さらごこち」という床材を導入してみることに。まずはケージ内に設置している穴掘りボックスの中だけで試してみて、ぽむさんに合うか観察してみることにしたのでした。

 竹はハムスターにとって低刺激でアレルギーのリスクも比較的低い素材であり、さらに竹が持つ抗菌・消臭効果も期待できるようです。ただし、ふわふわした素材は足に絡む、誤って口に入れた際に詰まるといったリスクもあるという点が、少々気がかりではあったのだとか。

 穴掘りボックスにさらごこちを詰めたら、小さなほうきとちりとりを使って掃除を続行。砂浴び場に混入した床材を網状のスコップで取り除いたら、この日のスポットクリーニングは終了です。

 その日の夜、大豪邸をのぞき込むと……。ぽむさんは早速、新たな床材を使った穴掘りスペースを使ってくれていました。その様子を見るに、どうやら竹でできた床材を気に入ってくれたようです。

 引っ越し前日。引っ越しは9時スタートとのことですが、飼い主さんは前日から緊張と不安でいっぱいな様子。ぽむさんのマーキングがあちこちに施されたケージのレイアウトを極力崩すことなく、キャリーケースで待機する時間をできるだけ短く、ストレスも少なく、スムーズに遂行したいと考えているようですが、果たしてうまくいくのでしょうか……?

 ここで、飼い主さんは引っ越し前日の家族ミーティングを実施。夫と「8時40分に任務(ぽむさんの地下室捜索)を開始すること」を確認しました。しかし、その頭の中は地下の寝室からぽむさんをすぐに探し出せるのか、床材が入ったケージを引っ越しの業者さんが運んでくれるのか、ぽむさんが長時間キャリーケースの中で耐えられるのかなど、あらゆる心配でいっぱいだったようです。

 というのも、ぽむさんはキャリーケースで過ごすことがあまり得意ではないのだとか。そこで引っ越し中はごはんを食べながら時間をつぶせるよう、前日は軽めのごはんにして、おなかを空かせた状態で朝を迎えてもらうことに。できれば地下の寝室に潜らず地上にいてくれると楽だけど……と思いつつ、その日は就寝することにしたのでした。

 そしてついに迎えた引っ越し当日。この日の7時34分に起床した飼い主さん夫妻は、奇跡の光景を目撃します。夫妻が目撃した奇跡の光景、それは……竹素材の床材を詰めた穴掘りボックスの中でリラックスする、ぽむさんの姿でした。

 このチャンスは逃せないと、あわてて捕獲。予定より早く捕獲できたため、掃除の際に使用している以前のお家(幅80センチのケージ)で待機してもらうことに。「巣穴を破壊しながら奥深くに眠ったぽむさんを探し出す」という、最大のストレスイベントを回避することに成功したのでした。

 待機場となるケージには穴掘りボックスとお気に入りの家具を移動させ、ぽむさんにはこのまま待機してもらうことに。ここで、当初の時間ギリギリにぽむさんをキャリーケースに移動させるプランから、待機場ごと車で運ぶプランに変更します。

 その後、やってきた引っ越し業者さんに聞いてみたところ、ぽむさんのお家は床材が入ったそのままの状態で運べるとのこと。うれしいことにぽむさんが作り上げてきた巣穴を崩すことなく、引っ越しをすることができそうです。緩衝材や布で巻かれたぽむさんのお家は業者さんに任せ、飼い主さん夫妻は車で待機場ごとぽむさんを運ぶことに。

 実は今回の引っ越しは、移動時間12分ほどという、割と近場への引っ越しなのだとか。車内にはクーラーを効かせて温度を調整しつつ、ドバイの街並みや広がる砂漠を眺めながら新居へと向かいます。

 その後、業者さんよりも先に新居に到着した飼い主さん夫妻は、ぽむさんに新居のパトロールをお願いすることに。ぽむさんは家具が来る前のほぼ何もない部屋を元気よく歩き回ったり、障害物をチェックしたりする様子を見せてくれたのでした。

 ある程度パトロールをしたところで、一旦ハム部屋に置かれた待機場へと戻ってもらうことに。ぽむさんが穴掘りボックスで休憩していると、業者さんがぽむさんのお家を持ってきてくれました。届いたぽむさんのお家は特に破損もなく、巣穴もそのままの状態だったそうですよ。

 穴掘りボックスで眠るぽむさんを起こさないよう、待機場からお家へとグッズを戻して再セッティング。最後にぽむさんがお昼寝している穴掘りボックスを戻したら、無事に引越し完了です。

 最後は「引っ越し9日前に入れた、新たな床材に助けられた1日だった」と、この日を振り返った飼い主さんなのでした。なお竹の床材はぽむさんが掘った巣穴の形をそのままキープする力も高いことがわかったため、今後は紙の床材と混ぜて使おうと思っているそうですよ。

 動画には、「何度も過去のコメントで書いてますが、とことこライフさんの動画は全てにおいてスケールの違いに驚かされています」「やっぱりぽむさんはかわいいですね、それとお引越しお疲れ様でした」といったコメントが寄せられていました。

 ドバイで暮らす飼い主さん夫妻とぽむさんの日々は、YouTubeチャンネル「とことこライフ【しあわせハムスター暮らし】」にたくさん投稿されていますよ

動画提供:YouTubeチャンネル「とことこライフ【しあわせハムスター暮らし】」

配信元: ねとらぼ

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