現実は続く…義母への報告だけが残り、足がすくむ
私は警察官に頭を下げ、ふらふらと警察署を出ます。そんな中でも、佳文は私の胸の中ですやすやと眠っていました。文也が痴漢の常習者…。まさか、、、何度そう考えても、今日のやりとりが頭を離れません。
そして、ただでさえ文也を溺愛して私を嫌っている義母にどう伝えるか考えるだけで、胃が口から出そうでした。痴漢の常習者なんて伝えたら、間違いなく私のせいだと言うでしょう。
でも、近いうちに文也と連絡が取れないことに気づくでしょうし、伝えなければいけません。
「今日は無理。もう少しだけ、落ち着かないと」
小さくつぶやきました。落ち着かないと、私がこの子を守れません。それだけを胸に、私は佳文の背中をそっと撫でました―――。
あとがき:衝撃、屈辱、孤独。心の支えはやはり…
逮捕翌日の佳奈さんは、夫の罪だけでなく、向き合わなければならない現実の重さに押しつぶされそうになります。会社への連絡で始まり、警察署では余罪の告知と心ない言葉を受け、彼女は深く傷つきました。
それでも母として日常を続け、義母への報告に備えようとしています。佳奈さんの孤独な闘いは、ここからさらに厳しさを増していきます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: 光永絵里
(配信元: ママリ)

