
松島聡(timelesz)と白洲迅がW主演を務めるオシドラサタデー「パパと親父のウチご飯」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の最終話が12月6日に放送。愛梨(棚橋乃望)への思いが溢れた千石(松島聡)の姿が描かれ「号泣しっぱなし」と反響を呼んでいる。
■シングルファーザー二人が奮闘する新感覚ホームドラマ
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称:チェリまほ)の作者として知られる豊田悠が、2014年から2020年にかけて「月刊コミックバンチ」で連載していた同名漫画が原作の本作。
突然元カノから娘を預けられた、接骨院を営む千石哲(松島)と、妻と離婚し息子を引き取った漫画編集者の晴海昌弘(白洲)は、シングルファーザーとして子育てに奮闘することに。互いを助け合うためにルームシェアを決意し、周囲の人々を巻き込みながら次第に成長を重ねていく二人。「父×2、子×2」の新しい家族の形をハートフルに描いていく。
千石の元にやってくる娘・愛梨役を棚橋乃望、晴海の一人息子・清一郎役を櫻が務める他、蓮佛美沙子がひょんなことから千石と晴海が通うことになる料理教室の先生であり良き相談相手の檀ゆかりを、猪俣周杜(timelesz)が千石の営む接骨院のアルバイト・阿久津竜也を演じる。
■愛梨、ハワイ行きを決断
千石(松島聡)と真希(山下リオ)が話し合った結果、娘の愛梨(棚橋乃望)は真希とともにハワイへ行くことを選ぶ。晴海(白洲迅)、清一郎(櫻)の親子、阿久津(猪俣周杜)らも参加し、ゆかり(蓮佛美沙子)のカフェで“いってらっしゃいパーティー”が開かれる。和やかな空気の中にも、迫りくる別れを思い千石の胸は重く沈んでいた。
千石の寂しさに気付いたゆかりは、「愛梨ちゃんへの気持ちを込めて、最後に思い出のご飯を作ってあげたら?」と背中を押す。千石は出発前日の夜、初めて子どもたちが完食した“思い出のカレー”を用意。さらに愛梨のために、10カ月の思い出いっぱいのお弁当を作りながら、ひとり静かに涙を流すのだった。

■別れの朝──千石は“強がりの選択”をする
翌朝、千石は愛梨にお弁当を手渡し、「店に行かなきゃいけないから、空港へは見送りに行けない」と告げる。見送りは晴海と清一郎に託し、自宅でひとり愛梨の旅立ちを待つ千石。愛梨を真希の元に送り届けた晴海は、千石のもとへ戻る。
「カッコ悪い姿なんか見せられっかよ」と強がる千石に対し、晴海は真剣な眼差しで本心を問いかける。千石のおかげで色々なことを乗り越えられた晴海。しかし、逃げている千石を見かねて「本当にこのまま、愛梨ちゃんと離れ離れになってもいいですか?」「言わなきゃいけないこと、絶対ありますよね?」と訴える。
晴海の訴えに素直になった千石は急いで愛梨の元へ。その頃、愛梨は親父との思い出をさかのぼり、涙を流していた。千石の姿を見た途端、走り出す愛梨。千石はそんな愛梨を抱きしめ、「世界で一番大好き」と涙を流す。
その後、愛梨はハワイへは行かずに日本に留まることに。真希はハワイに戻り、お店を流行らして日本に支店を作ろうとしていた。また4人で、千石たちならではの家族の形で幸せに暮らすのだった。
千石が本音を打ち明けて幸せのラストを迎えた最終話に「号泣しっぱなし」「本当にいいドラマだった」「大好きなドラマ」「最高だった」「幸せになってね」など、SNSで反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

