井上祐貴、“神々の集う神殿”で横浜流星“蔦重”と対話した思い そして物語は最終回へ「ぜひ何でもいいので感想をください(笑)」<大河べらぼう>

井上祐貴、“神々の集う神殿”で横浜流星“蔦重”と対話した思い そして物語は最終回へ「ぜひ何でもいいので感想をください(笑)」<大河べらぼう>

大河ドラマ「べらぼう」より
大河ドラマ「べらぼう」より / (C)NHK

横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。12月7日放送の第47回では、耕書堂を訪ねた定信が蔦重と二人きりで対話するシーンが描かれた。そしてこの度、松平定信を演じる井上祐貴からコメントが到着した。

■大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」とは

森下佳子が脚本を務める本作は、18世紀半ば、町民文化が花開き大都市へと発展した江戸を舞台に、“江戸のメディア王”として時代の人気者になった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱と“エンタメ”に満ちた人生を描く“痛快”エンターテインメントドラマ。“蔦重”はその人生の中で喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、また日本史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出すことになる。

■井上祐貴のコメント

――耕書堂を訪れた定信をどう演じましたか?

「耕書堂は神々の集う神殿(やしろ)であった」と、定信は心の底からそう思っていると思いますし、今やっと来ることができたことのうれしさや感動がうまく表現できていたらいいなと思って収録しました。そのうれしさをどれぐらい出すのか、演出の大原さんともすごく話し合いました。(蔦屋耕書堂へ入った)最初の一歩目、蔦重は後ろにいるので、定信の顔は見えていない。もちろん定信としても後ろの蔦重に表情を見られていないというのも分かっている。「え、やばい出ちゃってるよ定信!」って視聴者の方が、ちょっとツッコみたくなるぐらいの温度感を目指して作らせていただきました。こういう距離感で、この場所で蔦重と話すっていうのはきっと定信も想像もしていなかったことだと思うので、その感慨深さを感じながら、でも自分のプライドも保ちながら、ちょっとした駆け引きみたいなものが行われながら、ちょっとほほ笑ましいシーンになっていればいいなと思いますね。また改めて見てほしいです。

――定信役とどう向き合いましたか?

あれ、これ自分にできるのかなって本当に何回か思ったんですよ。今までそんな感情になったことがなくて、初めてそういう追い込まれるというか、自分の新たな新境地に出会えたというか、確実に新たな経験がたくさんできたので、それを自信に変えてっていう、そういう感覚にさせてもらえましたね。

――視聴者へメッセージをお願いします

僕が定信を演じさせていただくことによって、「べらぼう」において特別な人物になっていればいいなと、それが皆さんに伝わっていれば、僕はそれが一番何よりうれしいので、ぜひ何でもいいので感想をください(笑)。
大河ドラマ「べらぼう」より
大河ドラマ「べらぼう」より / (C)NHK

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