
新潟県西蒲原郡弥彦村は、誰でも無料で乗車できる新潟県で唯一の自動運転バス「ミコぴょん号」において、新たに観光客の利便性向上を目的としたJR弥彦駅から四季の宿みのやを結ぶ通称「弥彦ルート」の運行を、12月6日(土)より土日祝日限定で開始する。
観光ルート開設でまち歩きの課題を解消

「ミコぴょん号」はこれまで、主に弥彦村役場〜JR北吉田駅・井田上ルートといった生活路線を中心に運行し、地元住民の日常的な移動を支える地域交通インフラとしての役割を担ってきた。
一方、新潟県内有数の観光地である弥彦村には年間200万人を超える観光客が訪れている。しかし、観光の玄関口であるJR弥彦駅と弥彦温泉街エリアの間には、小回りのきく二次交通がなく、さらに坂道も多いため、特に高齢な人たちにとってはスムーズな移動が難しいという課題があった。
今回の「弥彦ルート」開設は、この課題を解決するためのもの。JR弥彦駅に到着した観光客の徒歩移動をサポートするほか、弥彦温泉街内の地元住民もより気軽に主要スポットへアクセスできるようにすることで、まち歩きの快適化を図り、村全体の活性化を目指す。
無料乗車で500円のお買い物券をゲット
観光客や住民に新ルートを積極的に利用してもらうため、12月中に「ミコぴょん号」弥彦ルートに乗車した人を対象とした、お買い物券プレゼントキャンペーンを実施。特典として、各日先着15人に、弥彦温泉街で利用できる500円分のお買い物券をプレゼントする。
期間は12月6日(土)〜12月中の土日祝日、キャンペーン予算に達し次第終了予定。お買い物券の有効期限は2026年1月中、観光協会加盟店舗のみで利用可能だ。
