急な災害に備え、お家で防災グッズを用意している人も増えています。冬の防災グッズで欠かせないのが“防寒アイテム”です。2025年も寒波がやってくると予想されており、この時期にライフラインが途絶えてしまうと、寒さで命が危険にさらされることも……。とはいえ、いつ使うかわからないアイテムばかり揃えるのは、腰が重たくなりますよね。そんな人におすすめなのが“着る防災”です。
今回は、防災の備えとしておすすめの素材や着こなし方を紹介します。
“着る防災”ってなに?
着る防災とは、災害時に身を守る服装のこと。肌の露出を抑え、夏だと虫刺されを防いだり冬だと寒さをしのいだりする目的もあります。
・体を守る……長袖長ズボン、露出を抑えたもの
・頭を守る……ヘルメットや帽子
・手を守る……軍手や手袋
・足を守る……丈夫な素材、滑りにくい素材
上記のようなアイテムが“着る防災”として重宝します。今回紹介する“着る防災”は、特に冬の寒さ対策に活用できるもの。わざわざ防災のために用意するのではなく、日常使いしやすいアイテムを取り入れたり重ね着の仕方を工夫したりすることで、日常的に長く使えますよ。
雨や雪に対応するなら撥水を選ぼう
寒波が来るタイミングでは、大雪になることも珍しくありません。雪や雨は衣類に浸透し、体温を奪っていく危険な存在。そこで用意したいのが、撥水加工されたアイテムです。ジャケットやパンツなどは、撥水加工だけでなく保温効果が高いものもあるため、体温が逃げにくいアイテムを選ぶのが◎。
また、意外と忘れがちなのが足下。雪道を歩いたり雨の日に外出したりすると、靴に水が染みこんでしまうため、撥水加工のスニーカーを1足持っておくと安心ですね。
そのほかにも、すでに持っているアイテムを撥水加工にできる「撥水スプレー」を取り入れるのもおすすめ! スプレーを吹きかけるだけで簡単に撥水加工できるため、家族でシェアしやすいのも魅力です。

