あったか素材とアイテムはひとつ持っていれば安心
着る防災でポイントとなるのが、あったかい素材を取り入れて体温を逃さないようにすること。ここでは、取り入れたい素材やアイテムを3つ紹介します。
フリース素材
合成繊維を起毛させたフリース素材は、保温性が高く軽いので防災アイテムとして重宝します。ジップアップのアウターやジャケットなどで使われることが多く、羽織りとして一着持っておくと安心です。また、フリース素材のパンツやトップスは、アウトドアシーンでも活躍するでしょう。
ニット帽
ニットを編んで作った帽子は、頭を守るためにも◎。密着しやすく保温性が高いのが魅力です。また、大きめサイズだと耳まで隠れるものもあるため、寒さから広くカバーしてくれる強い味方になりますよ。
あったかインナー
冬になると、普段からあったかインナーを着る人も多いのではないでしょうか? さまざまな企業が自社オリジナルの冬用インナーを展開しているため、ポリエステルやウール、コットンなど自分の肌に合う素材を探しておくのがおすすめです。
また、インナーの上には洋服を着るため、薄手で重ね着しやすいものやタートルネックで首元も温められるものなどがあると着る防災として重宝しますよ。
上手に重ね着するときのポイントは?
着る防災で欠かせないのが、重ね着です。着る防災で重要となるのが、重ね着の順番と重ねるアイテムです。
1.あったかインナー
2.薄手のカットソー
3.ニットセーター
4.インナーダウン
5.コート
6.ストール
1から順番に重ね着をしていくと、着ぶくれを抑えながら防寒対策が叶います。その時の気温や状況に合わせて重ねる衣類を減らしてもOK! 更に手袋やニット帽、撥水加工の靴などを合わせると寒い冬の対策が叶いますよ。
まとめ
寒波や大雪は、いつ来るかわかりません。急に対応するのは難しいですが、“着る防災”なら、普段使いもできるので日常的に予防することが可能です。撥水加工されたアイテムのほか、フリース素材、ニット帽、あったかインナーなど、本格的な寒さが訪れる前に準備しておくと安心ですよ。ぜひ参考に今年の冬も寒さから身を守りましょう。文/丸山希

