3.留守番時間が長すぎる

前述した通り、愛犬と常に一緒にいると分離不安症を発症するリスクがありますが、その反対に留守番時間が長すぎるのもNGといえるでしょう。
家族が仕事や学校、買い物などに出ることで、犬をひとりで留守番をさせることはあると思います。
そうした留守番には少しずつ慣らしたり環境を整えたりして、一人の時間を落ち着いて過ごせるようにしてあげることが大切です。
しかし、1日12時間など起きている大半の時間をひとりで過ごすような生活は、犬のストレスや負担の原因になることがあります。
留守番に慣れている犬の場合、特別な事情で12時間以上留守番するというのは不可能なことではないと思います。
ですが、そうした生活が毎日続くと、飼い主さんが犬と関わる時間がかなり短くなるため、散歩やスキンシップ、健康管理も十分にできなくなることがあるので、注意が必要です。
4.床やテーブルに物を置きっぱなしにする

犬を室内で飼っている場合、犬の安全を確保するために環境を整えなければなりません。
人間だけで過ごしているときは問題にならないことでも、目を離したときに犬がどのような行動をするかわからないため、しっかりと片付けておく必要があります。
特に床やローテーブルなど犬の手や口が届くような低い場所は、小さなものが出しっぱなしにならないようにしましょう。
食べかけのお菓子や飲み物を拾い食いすることはもちろん、開封後の食べ物の袋をゴミ箱から引っ張り出すこともありますし、食べ物以外のものを誤飲してしまうこともあります。
また、家電やガジェットのコードなどは低い位置にあると、それを噛んでしまうこともめずらしくありません。
万が一の可能性も考えて、愛犬の安全を守るための環境づくりを意識してください。

