【広島県府中市】救護山 釈迦院で「無人航空祭」開催!ドローンショー奉納&マイクロドローンレース


広島県府中市にある救護山 釈迦院は、2026年1月4日(日)に、釈迦院本堂にて「令和八年度 救護山 釈迦院 無人航空祭(むじんこうくうさい)」および「第6回マイクロドローンレース」を開催する。

同イベントは、「祈りの場に光と飛翔を、未来へ紡ぐ新しい法要のカタチ」をテーマに掲げ、ドローン技術の発展と航空安全を願うものだ。

同大会では、アマチュア無線4級以上&VTX開局済みの人を対象に、12月5日(金)~25日(木)24:00の期間、出場レーサーを募集中。定員は先着27名で、エントリー料は3,000円(当日支払い)だ。

開催の目的


釈迦院は、通称「ドローン寺」として知られ、レース大会や安全祈願、ドローンによる空撮映像の配信などを通じて地域活性化とドローン文化の普及に努めてきた。


同大会は、単なるエンターテインメントにとどまらず、ドローン技術の普及と安全な運用の促進、ひいてはドローン産業全体の発展を願う「航空安全祈願」と「仏前奉納」を兼ねた独自のイベント。

参加者や観客にドローンが拓く新たな可能性を肌で感じてもらうとともに、ドローン競技を地域文化や観光資源の一つとして定着させることを目的としている。また、近年注目を集める「新しいスポーツ」としてのドローンレースの地位確立と普及にも貢献していく。

見どころ

第6回となる同大会では、単なる競技会を超え、無人航空機(ドローン)の未来を祝ぐ祭りとして「無人航空祭」を開催。今回は従来のレース奉納に加え、本堂内でのドローンショー奉納を実施する。

静寂な本堂を舞台に、光り輝くドローンが舞う姿は、まさに仏や菩薩から発せられる智慧と慈悲の光「光明」のようであり、参拝者と観客に未体験の感動を届ける。


「無人航空祭」の核となる航空安全祈願法要では、プログラム制御されたドローンによる室内ショーを取り入れた法要を執り行う。お経とドローンの光がシンクロする空間で、令和八年の航空安全を厳かに祈願し、未来へ紡ぐ新しい法要のカタチを提案する。


メインイベントは、パイロットがゴーグルを装着し、ドローン搭載カメラの映像を見て操縦するFPV(一人称視点)レース。遠隔でありながら、意識は機体そのものに宿る——その感覚は、仏が我に入り、我が仏に入る「入我我入(にゅうががにゅう)」の境地のよう。

パイロットと機体が一体となり、暗転した本堂を時速30km以上で駆け抜ける姿は、まるでSF映画のような光の軌跡(ライトトレイル)を描き出す。

静寂な寺院空間が、一瞬にして光と音が交錯する近未来的なサーキットへと変貌。まるで自分が空を飛んでいるかのような圧倒的な没入感と、コンマ1秒を削り合うレースの極限の緊張感を体感しよう。

なお、同大会では、全機体にフレーム全周へのCOBテープライト(LED)装着を義務付けており、視認性の向上と本堂保護(クッション効果)の役割も果たしている。

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