
Arcは、飲食事業・文化発信事業を軸に「日本の本物の美」を届ける企業として、2025年に新たにエンターテインメント事業を本格始動した。
その第一弾として、和太鼓奏者・山中裕貴氏とタッグを組み、和太鼓エンターテイメント集団「Japanese Drums Entertainment EN(太鼓一座 縁)(以下、EN)」を発足させ、京都・河原町の「ヒューリックホール京都」にて、月15日程度の定期公演をスタートする。
Arcの取り組みについて
創業以来、飲食事業を通して「Authentic(本物)×Refined(上質)×Culture(文化)」を軸に日本文化の美しさを表現してきたArc。地域に寄り添った店舗展開を進め、多くの人へ“心に残る日本文化体験”を提供してきた。

今回のENでの取り組みは、「食」に続き、「音」「舞台」からも日本文化を世界へ届ける挑戦であり、日本の美を五感で楽しむ総合的な体験価値を創造するものだ。
Arcが同事業で行うのは、日本発ノンバーバルエンターテインメントの発信。至近距離ならではの迫力ある和太鼓の演奏は、言語の壁を超えて感動を共有できる体験であり、Arcが飲食で大切にしてきた「五感で感じる日本文化」と調和したアプローチとなっている。
さらに、観光地・河原町で年間を通じて定期公演を開催し、国内外の観光客が“いつでも体験できる日本文化”を享受できる場を提供。飲食事業と組み合わせた新たな京都滞在の価値創出にもつながると考えている。
そして、伝統と革新をつなぎ、地域文化の新拠点に京都から新たな太鼓文化を発信して、Arcの理念である「地域の個性を活かす」をエンターテイメントでも体現する。
ArcとENは、教育・次世代育成や海外展開も視野に、“食×音×文化”の新しい日本文化モデルを創造していく。
EN主宰・山中裕貴氏について

ENは、多様なスタイルが存在する和太鼓の世界で、“音の本質を見つめる姿勢”を大切にし、心を震わせる舞台づくりを目指す。

山中裕貴氏
和太鼓・篠笛奏者であり、舞台演出やイベントプロデュースなども務める、EN主宰の山中裕貴氏は、幼少期からペースメーカーを必要とするハンディキャップを抱えながらも、演奏活動や子どもたちへの和太鼓指導、普及活動や次世代育成に力を注いできた。
自身が10歳のときにプロ和太鼓集団の演奏に心を揺さぶられた体験を原動力に、現在では子どもから大人、さらには障がいのある人々へも音楽の力を届ける活動を展開。全国各地の学校で行う「人権講演&和太鼓コンサート」は高く評価され、舞台を通して「多様性と伝統の共存」を体現してきた。
日本、そして世界へ挑む和太鼓エンターテイメント集団として注目を集めている。
