「変わりたい!」という願望よりも「変わらなければならない!」という強い意思を持った方が、手放し上手になれるのは間違いあまりません。そこで今回は、そんなうたさんに過去の経験から心に響いた3つの学びをご紹介していきます。
1.あの世に持っていけるものは何ひとつない
祖父は昔から「すべて欲しいものは手に入れたから、もう欲しいものはない」というほど、たくさんのものを所有していました。そのときは、ものを持つことこそが幸せだと思い込んでいましたが、祖父が亡くなったときに大量の遺品が残りました。選別するのも大変で、高そうな着物も洋服もシミや色あせなどで値段がつかずゴミとして出すことに。
そもそも、祖父の人生が幸せだったのは「ものをたくさん持っていたからではない」ということに気づき、ものに依存するのはやめようと心に誓いました。
2.ゴミをお金で買っていた
汚部屋時代は、とにかくものが多くて、暮らしにくかったです。あれだけ捨てたがらなかった服も、その時代のものは1着も残っていません。多少フリマアプリで利益は得たものの、その価値は1割にも満たなかったほどです。捨てるときはつらいですが、そのときのつらさが今の原動力にもなっています。
いずれ手放すものでも、「元をとれるか」や「自己投資になっているかどうか」などの明確な基準も加わりました。

