返済のために「副業」を始める人が3割
借入先としては、「消費者金融」が30.98%で最多となり、手軽さやスピード重視で選ばれている傾向が見えました。
また、返済を効率的に進めるために始めたこととして、約3割の人が「副業・兼業」を挙げています。
「本業だけでは賄えなく副業を始めました」(30代男性)
「自業自得ですが、返済の為に副業をしてるのがきつい」(40代男性)
本業の収入だけでは返済が追いつかず、ダブルワークでなんとか凌いでいるという切実な現状が浮き彫りになりました。
借金は「悪」ではないが、計画性がカギ
一方で、借金をして「よかった」と回答した人も22.22%いました。
「念願のマイホームを手に入れることができた」「大学に行くことができて就職で有利になった」など、将来への投資として計画的に利用した場合は、満足度が高いようです。
物価高や収入減など、予期せぬ事態で誰しもがお金を借りる可能性がある現代。
もし借りる必要があるときは、「いくら借りられるか」ではなく「どうやって返すか」を徹底的にシミュレーションすることが、心の平穏を守るための第一歩と言えそうです。
(LASISA編集部)

