物価高×平日でも楽しめる!外食よりも「おうちクリスマス」が人気に

物価高×平日でも楽しめる!外食よりも「おうちクリスマス」が人気に

物価高で迎えるクリスマスは「時短」と「コスパの良さ」に注目!


クックパッドは、普段料理を作る人を対象にクリスマスと食費に関する実態調査を実施しました(n=541、うち共働き子育て世帯105人)※1。2025年は2年連続の「平日クリスマス」(12/25木曜)。物価高で月の食費が約20%増加する中、クリスマス費用は平均5,640円(世帯平均2.99人、前年比-5.7%)。それでも共働き子育て世帯の81.9%は「何らかの料理を用意する予定」と回答しました。手作りケーキが25.6%(前年比+5.8pt)に増加し、2023年12月(週末クリスマス)と2024年12月(平日クリスマス)の検索データ※2比較では「クリスマスチキン」+73.4%、「グラタン」+16.9%と、オーブンを活用した時短メニューが急伸。2025年も同様の傾向が予想されます。


【社会状況】物価高と外食値上げで、クリスマスは「二極化」


2025年9月の消費者物価指数は前年比+2.9%上昇しました※3。中でも生鮮食品を除く食料は+7.6%上昇、コメ類は+49.2%上昇と、日常の食卓を直撃しています。

今回の調査でも、月平均食費は全体(n=492)で50,884円から61,148円へ10,264円増加(+20.2%)。子育て世帯(n=276)では56,594円から68,678円へ12,083円増加(+21.4%)、共働き子育て世帯(n=96)でも53,854円から64,844円へ10,990円増加(+20.4%)と、約2割の負担増となっています。20%以上増加した人の割合は、全体で44.5%、子育て世帯で48.2%、共働き子育て世帯で40.6%に達しました。

外食・ホテルは値上げ、インバウンドは過去最高

一方、外食産業は好調です。上場ホテル2025年3月期の平均客室単価は2021年同期比+114.5%上昇(※4)。ホテル内レストランでも原材料高騰を理由に値上げが相次いでいます。インバウンド消費は2025年7-9月期で2兆1,310億円(前年比+11.1%)と過去最高水準。宿泊費の構成比は36.6%(+2.7pt)、飲食費は22.9%(+1.0pt)と増加しています。こうした需要増を背景に、都市部の高級レストランやホテルは高稼働・高単価が続いています。(※5)。外食産業は好調な一方、家庭の食卓は節約を迫られる—「クリスマスの二極化」が進んでいます。

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