「ご飯作って待ってるね、と言う言葉が男はうれしい」に女性たちが総スカン
2025年11月末、X(旧Twitter)で一つの投稿が、女性ユーザーの怒り爆発させました。
「今、男が女に言われたい言葉って、イケメンとかカッコいいじゃなくて『お仕事お疲れさま、ご飯作って待ってるね』なんだよな」
この投稿に対する、コメントや引用リポストのほとんどが女性からの冷ややかな反応でした。
「自分で作れよ。疲れてるのはこっちも同じ」
「昭和かよ。専業主婦前提の価値観押し付けやめて」
「帰ってきたらUberの袋持って『お疲れさま』って言うわ」
一見すると、「古い性別役割分担への拒否感」に見えます。しかし、炎上の本質はもっと深いところにありました。
「専業主婦になりたい」20代女性は4割超
実は、多くの女性が「専業主婦を否定している」わけではありません。むしろデータを見ると、逆の現実が浮かび上がってきます。
ソニー生命保険株式会社の調査(2022年)によると、有職女性の33%が「本当は専業主婦になりたい」と回答。特に20代女性に限ると、その割合は43%に跳ね上がります。
また、リクルートの調査でも若年層の家庭志向の高さが確認されており、「子どもが小さいうちは家庭に専念したい」「自慢の料理を振る舞って家族を支えたい」と願う女性は、令和の今も決して少なくないのです。もちろん、バリバリ働くことを選択する女性のいるので、すべての女性が「専業主婦」になりたいとは限りません。

