
座間ゴルフ練習場を運営する草光建設は「ZAMAGOLF」のショートコース6番ホールで「ZAMAGOLF ナイトイルミネーション 2025」を12月6日(土)〜2026年2月末の期間毎日開催する。
光の中で打つ新感覚ゴルフ体験
2024年に開業55周年で初の大型リニューアルを実施したZAMAGOLFは、通年ナイター利用が可能で、仕事帰りの利用者も多いという。
一方で、ゴルフは日中のスポーツというイメージが根強く、特に冬場の夜は「寒い」「暗い」といった理由で練習やプレーを敬遠されがちだった。そこでZAMAGOLFは「寒い冬の夜」だからこそできる、“非日常的でアクティブな体験”を提供できないかと考えた。
この度開催される「ZAMAGOLF ナイトイルミネーション 2025」は日没から22:00まで、約1万球の光に包まれたフェアウェイで、“鑑賞”ではなく“プレーそのもの”が楽しめる、国内でも珍しい体験型イルミネーションだ。イルミネーションの「美しさ」と、ショートゲームの「没入感」を両立させることで、ゴルフの新たな夜の楽しみ方を生み出し、座間市の新たな観光名所としても地域を盛り上げたいという想いをコースに表現している。
技術的困難を乗り越えた照明設計

ゴルフ場で「プレーしながらイルミネーションを楽しむ」を実現しようとすると、2つの困難があった。
一つ目は、フェアウェイ、ラフともにボールが乗る可能性があるため、ネットライト(地面に敷く網状のライト)等を使用することができない点だ。二つ目は、ボールが当たって壊れる可能性も加味し、使用する灯具も制限しなければならない点だ。

ZAMAGOLFは「それでも利用者に冬の風物詩を楽しんでもらえる方法はないか」と照明デザイナーと綿密に打ち合わせし、これらの困難を乗り越えた。
この技術的な工夫により、光のレーンがフェアウェイとグリーンをやさしくガイドする設計が実現した。
一般的な散策目的のイルミネーションと異なり、本格的なイルミネーションでありながらプレーの邪魔をしない「気分が上がる」設計となっている。
