1～3人まで埋葬可能なペア区画、合祀墓
いのり和が運営する、大分県杵築市初(※1)の樹木葬墓地「樹木葬 いのり和」は、開園9カ月で契約者が継続増加。“承継者不在”に寄り添う新しい供養の形を提供する。
杵築市初の樹木葬墓地を開園
いのり和の代表・齊藤肇氏は、18年間、溝部葬儀社 城下町会館に勤務し(現職)、「跡継ぎがいない」「子どもに負担をかけたくない」「夫婦や一人で安心して入れるお墓がほしい」「お墓を作っても無縁墓になってしまう」といった相談を数多く受けてきたそう。しかし、大分県杵築市には樹木葬墓地が存在せず、選択肢がないことが不安につながっていると感じていたという。
そこで、「亡くなったときに安心してお葬式を送らせて頂く」だけでなく、「ご本人が生きているときから、安心して最期を迎えられる選択肢を地域に作りたい」 という思いから、2024年1月にいのり和を設立。同年3月、浄願寺に杵築市初となる樹木葬墓地「樹木葬 いのり和」を開園した。
樹木葬は、シンボルツリーの周りに石のプレートを設置し、その下にお骨を納める自然葬形式。自然の中で眠りたい人や、従来の墓石文化にこだわらない人に選ばれている。
契約料金は10年分の管理供養費込み
「樹木葬 いのり和」は、契約料金に10年分(期間は延長可能)の管理供養費が含まれており、期間終了後は永代供養墓に合祀され、永久的に供養される仕組み。従来のお墓のように無縁墓になる心配がない。
4人以上の埋葬が可能な家族区画
例えば、「ペア区画」は33万円(税込)〜、「家族区画」は66万円(税込)〜、「永代供養墓(合祀墓)」は1人11万円(税込)、「永代供養墓(合祀墓)」2人以上の場合は一律16.5万円(税込)。墓石の購入費や年間管理費が別途必要となる従来のお墓と比較すると、経済的な負担を大幅に減らすことができ、「子どもに費用面の迷惑をかけたくない」という相談にも応えることができる。
追加料金5.5万円(税込)で、ペットと一緒の納骨(何体でも埋葬可)も可能だ。
