膿疱性乾癬の治療
膿疱性乾癬の治療は、患者の年齢や薬の副作用、重症度、他の病気や妊娠の有無などによって総合的に判断されます。高熱に対しては解熱剤を使用します。皮膚症状に対しては、電解質バランスや水分量を保つための点滴、皮膚のバリア機能を保つための軟膏の使用が一般的です。急性期では患者管理のために入院治療が必要になります。
現在では炎症を抑えるために炎症の原因となる白血球を選択的に取り除く治療(顆粒球単球吸着療法)もおこないます。静脈に針を刺し、専用の機械を使用して血液から白血球を取り除きます。
炎症に対しては、炎症を起こす物質を抑制する薬(TNFα阻害薬)も積極的に使用されています。
とくに重症の関節炎がある症例に推奨されていますが、副作用に気をつけなければいけません。副作用が強く生じる場合は、顆粒球単球吸着療法が検討される場合も多くあります。
その他には皮膚の再生を促すビタミンA誘導体を含む薬も有効とされています。これらの治療法で効果が得られない場合は、炎症を抑える効果があるステロイドを全身的に投与することも検討されます。
膿疱性乾癬になりやすい人・予防の方法
膿疱性乾癬は遺伝性の疾患であり、家族歴がある場合は発症するリスクが高くなります。
膿疱性乾癬を完全に予防することは難しいですが、尋常性乾癬や低カルシウム血漿が発症した際は早めに適切な治療を受けることが大切です。ウイルスや細菌が上気道に感染しないように手洗いやうがいを徹底したり、規則正しい生活を送ったりすることも重要になります。
関連する病気
尋常性乾癬
発疹性膿疱症
関節リウマチ参考文献
難病情報センター 膿疱性乾癬
厚生労働省 膿疱性乾癬
膿疱性乾癬診療ガイドライン2014
小児慢性特定質病情報センター 膿疱性乾癬

