「絶対やめてください」。年間来場者数約56万人を誇る人気お好み焼き店がX(Twitter)に投稿した“ヘラの危険な置き方”への注意喚起が記事執筆時点で790万回以上表示され、「非常にためになった」「気をつけよう」と多くの反響を呼んでいます。
投稿したのは、広島県を中心に海外にも複数店舗を展開しているお好み焼き屋「広島お好み焼 ちんちくりん」の公式アカウント(@chinchikurink2s)です。
広島県のお好み焼き文化とヘラの役割
広島県の“お好み焼き文化”では、スタッフが調理した焼きたてのお好み焼きを客席に設置されている鉄板テーブルの上に「1人1枚」提供。そのお好み焼きを“食事用の小さなヘラ”で直接鉄板から食べるスタイルが特徴なのだといいます。ちなみに、鉄板テーブルはステーキ皿よりも長く熱々を保つので好まれているそうです。
お好み焼き屋からの注意喚起
ちんちくりんの店舗でも調理はスタッフがおこない、ヘラを“食べるための道具”として箸と同じカトラリーボックスに入れて提供していますが、投稿に添えられた写真のように鉄板テーブルの排気口の上にヘラがかかる置き方が見られることから、「ヘラのこの置き方危ないので絶対やめてください」と呼びかけました。なお、写真のヘラは調理用より小さい“食事用サイズ”です。
つい、排気口の上に置いてしまいがちですが、実はこの置き方は排気口からの強い排熱によりヘラ全体が高温になってしまうそうです。特に金属部分・木製持ち手の鋲(びょう)は非常に熱くなり、やけどのリスクがあるので注意が必要です。店舗では実際にヘラによる重大事故は起きていませんが、排熱により他のメニューが溶けてしまった事例が過去にあることから「はやる気持ちはわかりますが熱くなる場所にヘラを置いて待つのはお止め下さい」と注意をうながしています。

