高血圧に効果がある「マグネシウムを取りすぎる」と何の症状が出る?管理栄養士が解説!

監修管理栄養士:
中島 三容子(管理栄養士)
一般企業で約20年自動車部品の設計補助業務に従事したのち、栄養士の世界へ。2022年に管理栄養士資格取得後は、国家試験対策教材の制作サポートや食育コーディネートに携わる。また、持続血糖測定の管理事務および保健指導を行い、ひとりひとりの「なんとなくわかっちゃいるけど」に寄り添いアプローチする。
「マグネシウム」とは?

マグネシウムは人体に必要なミネラルの一種です。成人では、体内に約25gが存在し、その約6割はリン酸マグネシウムや炭酸水素マグネシウムとして骨や歯に含まれ、残りは筋肉や脳・神経に存在しています。マグネシウムは300種類以上の酵素の補因子として働き、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整にも役立っています。
マグネシウムの一日の摂取量

<成人男性の推奨量>
18~29歳:340mg/日
30~49歳:380mg/日
50~64歳:370mg/日
<成人女性の推奨量>
18~29歳:280mg/日
30~64歳:290mg/日
妊婦の付加量:+40mg/日

