高血圧に効果がある「マグネシウムを取りすぎる」と何の症状が出る?管理栄養士が解説!

高血圧に効果がある「マグネシウムを取りすぎる」と何の症状が出る?管理栄養士が解説!

「マグネシウムのとりすぎ」についてよくある質問

「マグネシウムのとりすぎ」についてよくある質問

ここまでマグネシウムのとりすぎについて紹介しました。ここでは「マグネシウムのとりすぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

マグネシウムサプリを摂りすぎるとどうなりますか?

中島 三容子

通常の食事以外にサプリメントや薬でマグネシウムを摂り過ぎると、軟便や下痢を起こすことがあります。そのため、サプリメントや薬など通常の食事以外からの摂取による耐容上限量が設定されており、成人の場合は350mg/日となっています。サプリメントや薬でマグネシウムを摂る場合は医師や薬剤師と相談のうえ、用量を守るようにしましょう。

まとめ

マグネシウムは様々な働きをもつ人体にとって大切な多量ミネラルのひとつであり、適切な摂取が健康に寄与します。日常の食事にマグネシウムを意識的に取り入れ、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。個人の判断で安易にサプリメントに頼ることは過剰摂取のリスクがあるため、不安がある場合は医療機関を受診して、必要な対策を講じることをお勧めします。

「マグネシウム」と関連する病気

「マグネシウム」と関連する病気は6個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

整形外科の病気

骨粗鬆症

循環器系の病気

高血圧症

虚血性心疾患

内科の病気

糖尿病

神経内科の病気

神経過敏症

消化器内科の病気

下痢症

「マグネシウム」と関連する症状

「マグネシウム」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

吐き気、嘔吐、食欲不振

眠気、脱力感

筋肉の痙攣、ふるえ、こむら返り

神経過敏、抑うつ感

軟便、下痢

参考文献

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書|多量ミネラル

eJIM(厚生労働省)|海外の情報|マグネシウム

健康長寿ネット|マグネシウムの働きと1日の摂取量

配信元: Medical DOC

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