20代と40代以上で「上座・下座」にギャップも
世代間のギャップが顕著だったのが「上座・下座」への意識です。
「打合せや会食時に上座下座の位置を守る」ことに気をつけている割合は、40代以上が47%だったのに対し、20代では27%にとどまりました。
「正直上座下座はどうでもいいと思っているし、場所がわからない」(20代男性)
「普段の関係性が重要で、上座も下座も関係ないと思う」(40代女性)
若い世代ほど形式的な席順よりも実質的なコミュニケーションを重視する傾向があるようです。
98%の人が「必要」と答えたビジネスマナーですが、その中身は時代と共にアップデートされつつあります。
「昔こう習ったから」と固執せず、「相手がどう感じるか(深夜の連絡は迷惑か、呼び捨ては違和感がないか)」という本質的な思いやりを持つことが、令和のビジネスパーソンには必要なのかもしれません。
(LASISA編集部)

