初心者さんは“ベタ面”はんこもおすすめ
インクの付く部分、いわゆるベタ面のみで白抜き部分のないはんこは、内側を彫る作業がないため初心者さんにぴったりです。
まずはハートや星、鳥、リボン、花など好きな絵柄から挑戦してみてくださいね。
今回は、難易度が低く汎用性の高そうなデザインを5パターン作ってみました。四角、三角、丸、キラキラ系、葉っぱです。四角と三角は消しゴムをカットしただけですが、アイデア次第でそこから生まれるデザインは無限大です♪
ベタ面はんこを使ってオリジナルカードを作ってみた!
完成したハンコは、手帳やノートにポンッと押すだけでも可愛いらしいですが、ハガキやカードに好きなように押して、オリジナルの絵葉書やメッセージカードを作るのも楽しくおすすめです。
そこで、実際に四角、三角、丸、キラキラ系、葉っぱのベタ面はんこを使ってカードを作ってみました。カードは好きな色の画用紙をカットしただけ。紙の色が変わるとインクの色の出方も変わってくるので、また違った印象になりおもしろいですよ。
三角
三角のはんこを並べるだけでガーランドのできあがり。使う色の数が多いほどポップな印象に、1、2色で抑えると大人っぽくまとまります。
四角
形や大きさの違う四角のはんこを上下の端に1列に押していくだけ。センスもテクニックも必要ありません!
丸
ポップなドット柄も独特の優しいはんこの色合いで、幻想的な絵柄に昇華します。大胆に重ね押しをするのがポイント。
キラキラ
たくさんのキラキラの星たちは、ランダムに配置するだけでもサマになってしまうから不思議。
中央に向かって余白を増やしていくグラデーション風は、キラキラに限らずどんな柄でも使えます。
葉っぱ
葉っぱのスタンプもインクの色を変えれば花びらに早変わり。黒のインクでモノトーンに仕上げてもかっこよさそう!
キラキラ + 丸 + 葉っぱ
異なる種類のはんこを組み合わせれば、さらにバリエーションが広がります。
ポイント
重なり合う部分には、その形にくり抜いた紙を乗せて上からはんこを押します。奥行きが生まれて素敵♪
三角 + 四角 + キラキラ
三角を重ねていくとクリスマスツリーが完成します。シンプルにしましたが、キラキラや丸のはんこでツリーを飾っても可愛く仕上がりそう。
丸 + キラキラ + 葉っぱ
ということで、こちらのクリスマスリースには小さなドットを散らしました。
ポイント
真ん中に丸く切った紙を置き、それをガイドにしてはんこを押していけば綺麗な円が描けます。
四角 + 丸 + 葉っぱ
こちらはバースデーカードに使えそうなロウソクのデザインです。ちょっとしたプレゼントに添えるだけで特別感を演出できそう。
三角 + 丸 + 四角
応用編で絵画風。一見難易度が上がったようにも見えますが、実は単純なパターンでとても簡単。
雪だるま + キラキラ、雪だるま + 丸
最後は雪だるまをメインに♪
いかがでしたか。作りながら色々とアイデアが浮かんでくるのが楽しく、夢中になってしまいました。子どもと一緒にあれこれとデザインを考えるのも盛り上がりそうですね!
まとめ
基本の消しゴムはんこの作り方の手順と、はんこを使ったオリジナルカードのデザイン案をご紹介しました。とはいえ、絶対に従わなければならないやり方やルールなどはないので、彫刻刀の丸刀や三角刀を使うなど、自分のやりやすいように自由に作品作りを楽しんでくださいね。刃物の扱いにはくれぐれも注意しましょう!文/渡邊倫子

