リコピンの効果

発がん抑制効果
細胞のがん化を、リコピンが抑制するといわれています。この際、トマトジュースでリコピンを摂取する方がより効果が高いことが研究によって明らかにされています。しかし、国立がん研究センターの研究結果では、リコピンやビタミンCなどの抗酸化ビタミンの摂取量と前立腺がん罹患リスクとの関連はみられなかったとされています。あくまでも発がん抑制効果が期待できる程度の認識でいたほうがよいでしょう。
老化予防効果
リコピンには抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、老化の原因となる活性酸素そのものを取り除いたり、その働きを抑制する作用です。この作用によって老化が予防できます。
生活習慣病の予防効果
リコピンは抗酸化作用により、悪玉コレステロールの酸化を防止します。悪玉コレステロールは血のかたまりを生成するため、動脈硬化や高血圧など生活習慣病の予防に役立ちます。
肥満防止効果
リコピンは血流を改善する効果があり、血流が改善されることによって代謝が活発化します。代謝が活発化すると、身体では効率よく栄養や脂肪が消費されるため、肥満防止に役立ちます。
美肌効果
活性酸素によって肌細胞が傷害され、しわやたるみの原因になります。また、活性酸素はシミの原因となるメラニン色素の産生を促進します。そのため、活性酸素の働きを抑制するリコピンは、肌の透明感を維持する効果があるといえるでしょう。
視機能改善効果
リコピンの抗酸化作用は、活性酸素を原因とする視機能低下の防止に役立ちます。また、白内障や黄斑変性症においては、ルテインとの相互作用によってリコピンが視覚障害の予防や抑制に効果的に働くことがわかっています。
リコピンを過剰摂取すると現れる症状

柑皮症
リコピンを過剰摂取することによって、肌が黄色っぽくなることがあります。手が黄色っぽくなることが多く、全身が黄色っぽくなることは稀です。リコピンの摂取を中止することで次第に黄色っぽさは落ち着きますが、気になる場合は皮膚科を受診しましょう。

