はしもとなおこ氏について

Photo by madoka taniguchi
はしもとなおこ氏は、⾦沢美術⼯芸⼤学の⼯芸科卒業。2011年よりフリーランスのテキスタイルデザイナー、また主に絵画の制作を⾏うアーティストとして活動し、国内外での展⽰や、メーカーへの図案提供など活動の幅を広げている。⽇々の中でふと⼼を軽くしてくれるモノをつくるべく、線や形、⾊を探し続けているという。
同氏は、「今回、STUDIO 894を運営する中外陶園の⼯房で、招き猫の絵付けをされている職⼈さんと同じ空間で制作しました。ひとつの招き猫に多くの⼈の⼿が関わる姿を⾒ていると、それはただの置物ではなく、思いや祈りのような⼒を宿しているように感じました。
私の作品は縁起物ではありませんが、⾒る⼈の⼼が少しほどけたり、⽇々の気分がやわらぐようなものでありたいと思っています。」などコメントを寄せている。
「STUDIO 894」について


「STUDIO 894」は、2023年にオープンした瀬⼾のやきもの体験型複合施設。1000年以上の歴史を誇るやきものの⽣産地である瀬⼾で、瀬⼾のやきものの魅⼒を発信し、新たな価値を提案している。
施設内は、「体験する」「鑑賞する」「憩う」をテーマに、絵付け体験を通して世界に⼀つだけのやきものづくりができるスペース、国内外で活躍するクリエイターの個展やプロジェクトの展⽰を⾏うギャラリー、瀬⼾のうつわで提供するコーヒースタンドで構成。
これまで「STUDIO 894 ギャラリー」では、鈴⽊マサル氏の「CERAMIC ART EXHIBITION -平⾯と⽴体の境界-」、藤城成貴氏の「MAG MANEKI 展」などの企画展を開催している。
