帯状疱疹ワクチンの種類

帯状疱疹のワクチンにはどのような種類がありますか?
日本で承認されている帯状疱疹ワクチンには、乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)の2種類があります。生ワクチンは長年使われており、1回の接種で済みますが、免疫が低下している方には適さない場合があります。一方、不活化ワクチンは遺伝子組換え技術で製造されており、免疫が低下している方でも接種が可能です。免疫応答を高める成分(アジュバント)を含んでいるため、より強い効果が期待できます。
帯状疱疹ワクチンの種類による接種回数の違いを教えてください
生ワクチンは1回の皮下注射で完了しますが、効果の持続期間はおおむね5年程度とされています。不活化ワクチンは2回の筋肉注射が必要で、2ヶ月ほどの間隔を空けて接種します。2回の接種を完了することで、長期的な予防効果が得られると考えられています。接種のタイミングや回数の違いを踏まえ、生活スタイルや健康状態に応じて選ぶことが大切です。
帯状疱疹ワクチンの対象者と接種にかかる費用

帯状疱疹ワクチンは誰でも受けられますか?
帯状疱疹ワクチンは、2025年度から一部の高齢者を対象に定期接種としての位置づけが始まりました。これにより、対象となる方は公費による費用助成を受けて接種できるようになっています。
定期接種の対象となるのは、以下のいずれかに該当する方です。
65歳を迎える方
60〜64歳で、HIVによる高度な免疫障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
2025年度〜2029年度の経過措置として、その年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
このような方々には、自治体から通知が届き、自己負担を抑えてワクチンを接種できる制度が設けられています。接種費用の助成額や予約方法は自治体ごとに異なるため、お住まいの地域の案内を確認しましょう。
一方で、それ以外の方が接種を希望する場合は、任意接種(自費)となります。任意接種は主に50歳以上の成人を対象としており、特にがん、糖尿病、慢性腎臓病、リウマチなどの基礎疾患がある方や、免疫抑制薬を使用している方には積極的な接種が推奨されています。
帯状疱疹の定期接種ワクチンにかかる費用を教えてください
2025年度から、一部の高齢者を対象に帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まりました。対象者は自己負担で生ワクチンまたは不活化ワクチンのいずれかを接種できます。
自己負担額は自治体によって異なり、生ワクチンは0〜4,000円程度、不活化ワクチンは1回あたり0〜10,000円程度(2回接種で合計0〜20,000円程度)が目安です。生活保護受給者などは全額免除される場合もあります。
費用や申し込み方法の詳細は、お住まいの自治体の案内をご確認ください。
帯状疱疹ワクチンを自費で受ける際の費用相場を教えてください
自費で接種する場合、費用はワクチンの種類によって異なります。生ワクチンは1回あたり5,000〜8,000円程度、不活化ワクチンは1回あたり約20,000円、2回の接種が必要なため合計で約40,000円が目安です。

