ルアーでやってみます!
普段はごくオーソドックスな釣りをしているので、これで釣れたらおもしろいですね。
まずはエサでしっかり釣ってから挑みます!(by 鈴江)

「僕には大きいのがこないんだよなあ」
確実に上げてはいるものの、いずれも2kg未満。
一方、鈴江さんは2.5kg前後主体だ。
ようやく良型を上げたところで宮澤さんは別のタックルを取り出した。
「今日は全長1.9mのライトゲームロッドを使ってたけど、ひょっとしたら長さで不利になっているかも」と、全長3.6mのマダイ竿にチェンジした。
投入して底を取ると、今や懐かしの光景だがロングロッドの穂先が海中に沈んでいる。
すると、そのままグイグイと引き込まれていった。竿を交換していきなりのヒットに宮澤さんのニヤニヤが止まらない。
上がったのは現時点で最大クラスの3kg級だった。
鈴江さんもペースを落とさず同時に釣り上げると、ここから宮澤さんは3連チャン。
ここで今回の「やってみよう企画」をスタート。
宮澤さんが用意したのはシーバス用のルアー。
「潮が流れて船が動けば食いそうな気がするんだけどな」と宮澤さん。
このエリアのスロージギングではヒラメの実績が高いが果たして?
鈴江さんも一緒に試すことになった。
何度も誘いを繰り返すものの魚からの反応はなし。
ヒラメの食いが一段落したのもあって、二人ともノーヒットに終わってしまった。
「スローはみんなスローだから食うのであって、この場合は生きエサに対抗してルアーだから難しいのかな。朝の食いだったら釣れたかもね」
中だるみの時間帯はたまにアタリがあるという状況だが、船長はていねいにポイントを探っていく。
沖揚がりまで30分を切ったころ、大ドモからアタリがあり、船中全員にヒット。
そんな中、宮澤さんの様子がおかしい。
身を乗り出してヤリトリ。
ライトゲームロッドにはかなりの負荷がかかっている模様。
「ちょっとこれはデカいかも」と海面に浮上したのは船長もビックリの大ビラメ。
「一発で入れるからそっと寄せてください」と2人は息を合わせて無事ランディング。
上がったのは6.9kgの大型だった。
その流しで鈴江さんも10枚を達成して大満足の釣行となった。
「やっぱりつり情報のヒラメ取材は相性がいいかも」とご機嫌な宮澤さんだった。

ラストに全員ヒットがあったが、宮澤さんには特大サイズが!

鈴江さんは10枚を達成
読者アングラーの弁
ルアーはお試し程度で厳しかったですが、朝イチから5連続ヒットもあって最高の釣りを楽しませてもらいました。
少し誘い上げてイワシを見せて、その後に落としていく釣り方を実践しまたが、これがよかったみたいです。(by 鈴江)


