第5話「とり天」
勝男の元に訪ねてきた勝男の兄・鷹広(塚本高史)は、勝男以上に昭和脳男。そんな兄の「妻の機嫌が悪くてとり天どころじゃない」という言葉を聞いて、勝男は兄のために「とり天」を作ろうと思い立ちます。近所で偶然会った鮎美も加わり、一緒に台所に立ってとり天を作ることに。「ころもは粘りが出たら負け」、そんな鮎美のアドバイスが身にしみましたよね⋯!
とり天をサクッとジューシーに仕上げるコツは、とりむね肉の繊維を断ち切るようにそぎ切りにし、ころもを混ぜすぎないこと。日本料理店の店主・笠原将弘さんのレシピを参考に、鮎美のとり天を目指してみてください!
とり天

【材料・2人分】
とりむね肉⋯1枚(約250g)
下味
・おろしにんにく⋯小さじ1/2
・しょうゆ、みりん⋯各大さじ1と1/2
・こしょう⋯少々
キャベツ⋯1/6個
レモンの半月切り⋯1枚
ころも
・卵⋯1個
・小麦粉⋯大さじ3
・片栗粉⋯大さじ2
・水⋯80ml
小麦粉、揚げ油、練りがらし、酢、しょうゆ
【作り方】
1.とり肉は皮を取り、一口大のそぎ切りにする。下味をもみ込み、約15分おく。
2.キャベツはせん切りにする。ころもの材料を混ぜ合わせる。
3.とり肉の汁けを拭き、小麦粉を薄くまぶす。揚げ油を中温(約170℃)に熱し、とり肉をころもにくぐらせて3~4分揚げる。
4.器に盛り、キャベツとレモンを添える。練りがらしと、酢、しょうゆ各適量を合わせて添える。
(1人分 415kcal、塩分2.8g)
第6話「小籠包」
ミナトに別れを告げられ、一人暮らしを始めた鮎美は婚活パーティーに参加。一方勝男は椿にホームパーティーに誘われ、「小籠包」を作って持参します。それぞれにモヤモヤを抱えるその帰り道、図書館で偶然遭遇した2人は、外のテラスで勝男が持ち帰った小籠包を食べてほっこり。勝男のようにイチから小籠包を作るのは大変ですが、この「フライパンシューマイ」なら、肉だねを丸めて皮をのせるだけ。点心を食べたい欲が手軽に満たせます。
フライパンシューマイ

【材料・2人分】
肉だね
・豚ひき肉⋯200g
・卵⋯1個
・おろししょうが⋯小さじ1
・片栗粉⋯大さじ2
・酒、水⋯各大さじ1
・砂糖、オイスターソース、ごま油⋯各小さじ1
・塩⋯小さじ1/3
シューマイの皮⋯12枚
・サラダ油
【作り方】
1.ポリ袋に肉だねの材料を入れ、よく混ぜる。袋の角を約4cm切り落とす。
2.フライパンに油小さじ1をひき、1の切り口から12等分に丸く絞り出す。シューマイの皮の中央をつまんで少しねじりながらのせ(なるべく皮どうしがくっつかないようにする)、中火にかける。
3.2分たってフライパンが温まってきたら湯80mlを加え、ふたをして強めの中火で約8分蒸し焼きにする。器に盛り、好みでからしじょうゆを添える。
(1人分 406kcal、塩分1.5g)

