「60代の血圧正常値」はご存じですか?高血圧・低血圧における注意点も医師が解説!

「60代の血圧正常値」はご存じですか?高血圧・低血圧における注意点も医師が解説!

家庭血圧の60代の血圧正常値とは

60代の血圧管理で重要な役割を果たすのが、毎日同じ時間にリラックスした状態で測定する「家庭血圧」です。
家庭血圧の正常値は、115/75mmHg未満(収縮期血圧が115mmHg未満かつ拡張期血圧が75mmHg未満)です。
医療機関で測る診察室血圧よりも家庭血圧の基準値が低いのは、緊張しがちな医療機関より、家庭の方がリラックスした状況で測定できるためです。
なお、医師は健康診断での血圧(診察室血圧)よりも、家庭血圧を重視して治療方針を決定します。たとえば、健康診断では127/79mmHg(正常高値血圧)で家庭血圧の平均が142/90mmHg(高血圧)だった場合、その方は「高血圧」として治療の対象となります。

血圧測定で脈拍を一緒に測るのはなぜ?

血圧測定時に脈拍数を同時に測るのは、心臓の拍動のリズムと回数をチェックし、不整脈の有無や心臓への負担を確認するためです。安静にしている場合、通常の脈拍数は安静時に1分間に約60~100回ほどです。
血圧が高く、さらに脈拍も速い場合(頻脈:ひんみゃく、1分間に100回以上)、心臓は強い力で速く働いており、非常に負担がかかっている状態です。また、逆に脈拍が遅すぎる場合(徐脈:じょみゃく、1分間におおよそ50回以下)も問題になることがあります。
血圧が高い方は、頻脈や不整脈を合併しているケースも少なくありません。不整脈を放置すると、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが上昇するため危険です。脈拍数は血圧と同様に、緊張や運動などですぐに上昇するため、毎日の計測で普段の値を知ることが大切です。ぜひ脈拍数も血圧といっしょにチェックしてみてください。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。