「子育てに正解はないけれど、自分軸をしっかり決めよう!」【医師監修連載➆】

「子育てに正解はないけれど、自分軸をしっかり決めよう!」【医師監修連載➆】

【ステップ2】子育ては、ざっくり4つのスタイルに分けて捉える!

皆さんはお子さんをどう育てたいですか?のびのびした子、自主性のある子、優しい子、協調性のある子…などなど。しかし、まず優先すべき大事なポイントは、社会のルールが守れる子に育てることです。いくら「自分の好きなことを見つけよう!」と言われる時代とは言っても、それだけを押し通して、わがままを言える状況になっていませんか??
有名なアメリカの発達心理学者のバウムリンドは、研究の結果、子育てのスタイルを4つに分けて考えることを提案していて、これを知っていると、とても便利なのです!
「4つの子育てスタイル分類」
【権威的】よく褒め、子どものやりたい気持ち寄り添うけれど、ルールや制限を守らせる
【独裁的】ほとんど褒めず、子どものやりたい気持ちに寄り添わず、厳しくルールや制限をかける
【許容的】よく褒め、子どもにやりたい気持ちに寄り添いルールや制限は緩やか
【関係欠如的(無関心)】褒めることをせず、子どものやりたい気持ちに寄り添わずルールや制限もかけない

出典:西村佑美『発達特性に悩んだらはじめに読む本』(Gakken)

ちょっと聞き慣れない言葉が多いですが、もう少しお付き合いくださいね。
独裁的とは、ザ・昭和なガミガミスタイルのこと。いわゆる「怒られながら厳しく育てられること」を経験した親は、自分の子どもに対しても厳しくしなければいけない!と思い、独裁的なスタイルになりがちです。しかし、親に怒鳴られ続けると、自己肯定感が低い子になって、いつもソワソワしたり自信を失い、反抗的になることが研究で分かっているので独裁的な接し方は避けたほうが良いとされています。
その真逆で、子どもがやりたいことを自由にすることを認める許容的な親、つい甘やかすスタイルだと、子どもはなんでも自分の思い通りになると勘違いして、わがままを言ったり、癇癪を起こしたりするようになります。厳しくガミガミ怒鳴りつけるのは良くないと知ってる親ほど、真逆の許容的な親になりがちです。
困ったことに、許容的な親は自分の子が言うことを聞かないことが続くと、こんなに受け入れて許してあげてるのに!とついイライラして最後にはドン!と怒ってしまうことも。「そんな子はいらない!」「おもちゃを捨てるよ!」と脅したりしちゃうと、「あーまたやっちゃった…」と親は落ち込み、いい親にならなきゃもっと受け入れなきゃと焦る…を繰り返しがち。

子育ては学べる!学ぶことで不安を減らしブレない軸も身に付けられます。諦めないで!

目指すは「権威的な親」
理想は子どもに対して普段からある程度制限つまりルールを守らせつつ、温かみがある権威的=リーダーシップを取れる親を意識することが大切なんです。
権威的な親は「ダメなものはダメだよ」としっかり伝えます。例えば子どもが「これは嫌だからやりたくない!」と言った時でも、「嫌ならやらなくていい」とそれを許す(許容的)のではなく「嫌な気持ちなんだね、それはわかった。ならどうやったらできるかを考えよう」と伝え、子どもと一緒に問題解決していこうという、リーダーシップをとるスタイルが理想的です。子どもは親から協調性や自主性を学んでいき、自己肯定感も育てられます。
ただし場面によって、たとえば子どもが危険行動を取り安全に関わるときは厳しく叱っても仕方ないし、創造的な遊びに付き合うときは許容的に偏ってもOKです!
ぜひ子どもに対しリーダーシップをとるイメージを軸にしてみてください。

【ステップ3】子どもの行動には必ず理由があると知る

もうひとつ、子育てで意識するのは、子どもの行動を観察する習慣をつけること。権威的=リーダーシップを取る意識を持てると、親は子どもの行動をよく見て、「困った行動」の背景にも、子どもなりの理由があるだろうと思えるようになります。スーパーで泣く子も「わがままで親を困らせる」ではなく「何か伝えたいこと(=店内を探検したい・眠い・おなかすいた)」などの理由に気づけるようになっていきます。大切なのは「肯定的な注目」。「お片付けできたね」「優しくできたね」「歯を磨いているね」と、今できていることを言葉にする。小さな「できた」を認めることで、ほめられたと感じた子どもは自己肯定感が育ちます。行動パターンを観察すると予防的対応に気づくことも可能になります。

クリスマス、皆さんはどんなふうに過ごしますか?

配信元: mamagirl

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