共働き家庭での家事の偏りも目立ち、自動調理鍋所有率は子育て世帯で4倍
実は、共働き世帯の調理負担には大きな偏りがあります。クックパッド株式会社がギャラップ社と共同で世界約140カ国を対象に実施した調査(※2)によると、日本女性の料理頻度は週9.3回、日本男性は週3.3回で、男女差は約3倍(世界平均は2倍)。食事管理時間※3も、女性61分/日に対し男性11分/日と大きな差があります。
「家族が好き」を支える「簡単・経済的」カレーを増やしたい理由(n=110):
家族が好きだから:58.2%
簡単・手軽だから:56.4%
経済的だから:30.9%
「家族が好き」と答えた人の56.2%が「簡単・経済的」のいずれかを理由に挙げており、情緒的動機を合理的理由が支えている構造です。
【自動調理鍋所有率が子育て世帯で4倍】「カレー×ホットクック(自動調理鍋)」の検索SI値(※4)は、2018年比で11.6倍に増加しています。(発売は2015年)
ホットクック所有率:
全体:0.5%(n=855)
共働き子育て家庭:1.9%(約4倍)(n=160)
朝に材料を入れて夕方完成にセットする「極限まで疲れていても作れる」調理法として、共働き子育て家庭を中心に普及が進んでいます。
物価高でカレーの工夫する人約70%、女性の45%が時短を最優先
この1年でカレーに何らかの工夫をした人は86.7%(n=855)に達し、そのうち68.6%(n=741)が頻度を維持しています。特に、共働きで子育て中の家庭に限ると、女性は時短を最優先しており男性は時短と味、経済性が拮抗していることがわかります。

