
第83回ゴールデングローブ賞のノミネートが発表され、「星つなぎのエリオ」や「一流シェフのファミリーレストラン」などディズニープラスで配信中の作品が名を連ねた。
■「星つなぎのエリオ」でピクサー作品が3年連続ノミネートを達成
映画とテレビ/配信ドラマに贈られるゴールデングローブ賞。毎年1月に発表され、3月に授賞式が行われるアカデミー賞の前哨戦としても知られている。第83回となる今年度の授賞式は現地時間1月11日(日)に行われる。
12月8日に発表されたノミネートには、ディズニープラスで配信中の作品が14作があげられた。
11月12日から配信開始された「星つなぎのエリオ」は、少年の願いが大切な人との“つながり”を結び、運命を変える壮大なファンタジー・アドベンチャー。第82回の「インサイド・ヘッド2」(2024年)、第81回の「マイ・エレメント」(2023年)に続き、ピクサー・アニメーション・スタジオ作品が3年連続のアニメ映画賞ノミネートとなった。
ディエゴ・ルナ主演「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」は、映画「ローグ・ワン」(2016年)前日譚となるオリジナルドラマシリーズ。重厚なストーリーテリングと緻密な世界観が高く評価され、2025年エミー賞では計14部門にノミネートされた。ゴールデングローブ賞では、ドラマ部門男優賞にノミネートされている。
余命宣告を受けた主人公が、“本当にやりたかったこと”を探し求める姿を描いた「人生の最期にシたいコト」。映画評論サイト「Rotten Tomatoes」などで高評価を獲得している。主演ミシェル・ウィリアムズは「フォッシー&ヴァ―ドン~ブロードウェイに輝く生涯」(2019年)以来、5年ぶりとなるテレビ部門での女優賞にノミネートとなった。
「パラダイス」は、世界トップの著名人や有名人が暮らす上流階級の穏やかな住宅街が、殺人事件によって崩壊する様子を描くクライムサスペンス。本作からは、主演スターリング・K・ブラウンがドラマ部門・男優賞にノミネートされた。
■賞レース常連作が続々とノミネート、ライバル作も再戦も
スティーブ・マーティン、マーティン・ショート、セレーナ・ゴメス主演のコメディサスペンス「マーダーズ・イン・ビルディング」は過去シリーズがゴールデングローブ賞含む各賞にノミネートされる賞レースの常連。しかし「一流シェフのファミリーレストラン」と同じミュージカル・コメディ部門に属するため、いまだ授賞には至っていない。今年度はミュージカル・コメディ部門の作品賞、男優賞2つ、女優賞にノミネートされている。
「一流シェフのファミリーレストラン」は、ニューヨークの一流レストランで腕を磨いた天才シェフ・カーミーを中心に、家族や兄の遺した店で働く“ひと癖ある”スタッフたちの日常と葛藤を描くドラマシリーズ。これまでにゴールデングローブ賞作品賞、男優賞、女優賞(ミュージカル・コメディ部門)など5冠、エミー賞21冠と、賞レースを総なめしてきた作品。今年度も作品賞、男優賞、女優賞の3部門でノミネートされた。
「アボット エレメンタリー」は、フィラデルフィアの公立小学校を舞台に、熱心な教師たちや少し無神経な校長の姿を描く、賞レース常連のドラマ。これまでゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門で作品賞、女優賞、助演女優賞を受賞している。今年度もミュージカル・コメディ部門の作品賞にノミネートとなった。
「チャド・パワーズ 人生初のコンバート大作戦」は、かつてクォーターバックとして活躍した主人公が、偽名を使って復活を狙う姿を描くスポーツコメディ。主演グレン・パウエルがミュージカル・コメディ部門の男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞初受賞を目指す。


