カフェインを過剰摂取すると現れる症状

不眠・睡眠の質の低下
カフェインの覚醒作用が過剰に働き、寝付きが悪くなったり、睡眠の質が低下したりします。このような不眠症状は、カフェインの過剰摂取による典型的な症状であると言われています。カフェインの摂取量や摂取タイミングを調整しても症状が続く場合には、主治医または睡眠外来への相談をお勧めします。
めまい・動悸・興奮・不安・震え
中枢神経系が過剰に刺激されることで、めまいや動悸(心拍数の増加)、興奮、不安、手や体の震えなどが症状がみられ、精神的にも落ち着きがなくなることがあります。安静にしても症状が治まらない場合は、主治医または循環器内科、心療内科・精神科への受診をお勧めします。
下痢・吐き気、嘔吐
消化器官の刺激により、下痢や吐き気、嘔吐することもあります。カフェインの摂取を中止しても症状が続く場合は、主治医または消化器内科への受診をお勧めします。
カフェインを取りすぎてしまった際の対処法

カフェイン摂取の中止
一定期間、カフェインの摂取を中止することで、体内での代謝と排出が進みます。一般的な成人では、摂取したカフェインの半分が体外に排出されるまでに約4〜6時間かかるとされています。ただし、妊婦や子ども、肝機能が低下している人では分解が遅く、8時間以上かかることもあります。症状が落ち着くまではカフェインを含む飲食物の摂取を控え、体調の回復を優先しましょう。
積極的な水分補給
カフェインを含まない水分を補給することで、血中のカフェイン濃度を薄めることができます。また、カフェインの利尿作用による脱水を予防するためにも積極的な水分補給は有効です。
ミネラルの補給
非ヘム鉄の吸収率は、カフェインと同時に摂取することで下がってしまいます。また、カフェインの利尿作用により、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルが失われてしまいます。このように、カフェインを摂取することにより不足する可能性があるミネラルを食事から補給する必要があります。
安静な環境
めまいや動悸・不安感がある場合は、できるだけ静かな場所で横になり、安静に過ごしましょう。激しい運動や刺激は避け、心拍のリズムを整えるためにリラックスすることが大切です。
医療機関の受診
カフェイン過剰摂取の症状やカフェイン中止による離脱症状(頭痛や倦怠感など)が長く続いて日常生活が困難な場合は、主治医または内科を受診することをお勧めします。

