「結婚はやめておきなさい」入籍前夜に義母から1本の電話が→え!?なんで?判明したまさかの理由とは

「結婚はやめておきなさい」入籍前夜に義母から1本の電話が→え!?なんで?判明したまさかの理由とは

人生で一番幸せな日になるはずだった入籍前夜に、義母から夫に一本の電話が入りました。電話を切った夫の表情がみるみる固くなっていき、私も自然と身構えます。そして夫の口から出た義母の言葉に、私は頭が真っ白になってしまったのです。

義母が入籍を反対する理由

夫と婚約していたころのことです。私たちは前から「この日に出そうね」と約束して、婚姻届を出す準備をしていました。人生で一番の大きなイベントともいえる日を迎えることに、期待で胸が高鳴っていたのを覚えています。


そんな婚姻届を出す前夜、リビングで二人で話していると、夫の携帯に一本の電話が入りました。画面には義母の名前。電話に出た夫の表情がみるみる固くなっていったので、私も自然と身構えてしまいました。


電話を切ったあと、私が恐る恐る「どうしたの? 何かあった?」と聞くと、夫はバツが悪そうに答えました。


「婚姻届を出すのは早いんじゃないか。今はやめたほうがいい、と母さんが言ってる」

私は頭が真っ白になって、「え? どうして!?」と詰め寄りました。夫は小さく息をついて「母さんが心配しているのは、君が今正社員じゃないことなんだ。生活が安定するかどうかを心配しているらしい」と言いました。


それを聞いた瞬間、怒りと悲しみが湧き上がってきました。さらに夫から、実はだいぶ前から義母にそう言われていたことを聞き、今まで私に隠していたことにもショックを受けました。私は感情のままに「正社員じゃない私とは結婚する気がないのか」と声を上げて泣くと、夫は「お母さんが言ってるだけだ」と言って謝っていました。


結局、夫が義母を説得してくれて、私たちは婚姻届を提出。表面的には予定どおり進めたものの、その日は心の整理がつかないままでした。


後日、夫は改めて「あのときは言い方がまずかった。君の気持ちを優先するべきだった」ときちんと謝ってくれました。また、夫は義母と3人で話す機会も度々設けてくれたので、少しずつ打ち解けていきました。義母は、私が就職する意思があることを知って安心した様子でした。


結果として、数カ月後に私も正社員になりました。あれから3年がたち、娘が生まれてからは、当時の義母の気持ちが少し想像できるように。自分の子どもは本当にかわいくて、ただ幸せでいてほしいと願うばかりです。そう考えると、将来この子が結婚する時に相手の仕事や生活力が気になるのは、親として自然なことだと思えるようになったのです。義母は、純粋に息子の将来を案じていただけなのだろうと今は理解しています。


今でも義母は夫をかわいがっていて、私の気持ちより夫を優先していると感じることはあります。ですが、夫は何かあれば必ず間に入り、義母に言い方を改めるよう伝えてくれます。結婚生活のスタートにはつまずきましたが、おかげで夫婦の絆はより強くなったと感じています。


著者:寶崎秋/20代女性/1人目子育て中の心配性ママ。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

※生成AI画像を使用しています

提供元

プロフィール画像

ベビーカレンダー

『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。