嵌頓痔核の前兆や初期症状について
嵌頓痔核の初期症状は、肛門周囲に生じる突然の強い痛みです。
もともとできていた内痔核が肛門括約筋に締め付けられ、血流が悪くなって膨らむことにより生じます。痔核は肛門内に戻らなくなり、飛び出したままの状態になります。
症状が進行すると、痛みに加えて血栓や潰瘍、壊死などを伴います。痔核を覆う皮が破れると出血することもあります。
嵌頓痔核の検査・診断
嵌頓痔核の検査では、問診や肛門の視診などが行われます。問診では、これまでの生活習慣や病歴のほか、自覚症状などを確認します。視診では、飛び出した痔核や肛門周囲の皮膚の状態などを観察します。
一般的に、痔核の診断では肛門の内部を観察する「肛門鏡」と呼ばれる器具を用いることがあります。しかし、嵌頓痔核では肛門の痛みが強く、肛門鏡を挿入できないケースが多いため、主に視診や触診などによって診断します。
痔核が飛び出して元に戻らなくなり、激しい痛みや患部の潰瘍などを認める場合に嵌頓痔核と診断されます。

