大学の同級生、キム・ゴウンさんとの絆

―大学の同級生であるキム・ゴウンさん主演映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』にも出演されました。ゴウンさんにインタビューした際に「サンイさんが快く出演を引き受けてくれてありがたかった」と話していらっしゃいました。
イ・サンイさん:ある日、ゴウンから出演してくれないかという連絡が来て、迷わず「やるよ」と即答したのを覚えています。ほとんど悩まなかったですね。ゴウンとは日頃から仲が良く、とても信頼しています。彼女は本当に聡明で、賢い俳優だと思います。僕が悩んだり困ったりしたときには、彼女に相談することもあります。
―共演されて印象に残ったエピソードはありますか?
イ・サンイさん:劇中、カラオケで僕の感情が表に出てしまうシーンがあるのですが、「本当にお酒を少し飲みながら撮影したほうがリアリティが出て面白くなるんじゃない?」と話し合って撮影したんです。実際にはほんの少量しか飲んでいないのに、僕だけ酔いが回ってしまって(笑)。そのシーンは特に印象に残っていますね。
―ドラマ『グッドボーイ』でインタビューさせていただいた際に、パク・ボゴムさんとキム・ソヒョンさんから現場でのムードメーカーはソンイさんだという話がありました。撮影現場でムードメーカーだと言われることに対してご自身ではどう感じていますか?
イ・サンイさん:そうですね。自分ではムードメーカーだとは思っていません。ただ、一緒におしゃべりしているうちに、たまたま僕がきっかけで笑いが生まれることはありますが(笑)。
僕は、作品に関わるすべての人が気持ちよく楽しく仕事ができる現場であってほしいと思っています。だから、いつも心の中で「ユーモアを忘れないようにしよう」と意識しています。
現場でしんどくない人なんていませんよね。そこに少しのユーモアがあるだけで、みんなが前向きに働けると思うんです。

日本の納豆愛…そしてそばも大好き!

―今回の日本滞在中に楽しみにしていた食べ物や、召し上がった日本料理はありますか?以前に納豆がお好きとおっしゃっていましたが、今回は召し上がりましたか?
イ・サンイさん:なんと、ついさっきも納豆を2パック食べました(笑)。納豆は本当に好きなんです。
それと、麺料理も大好きで、そば、うどん、ラーメンのなかでも特にそばが大好きです。酸味と塩味のある料理が好みなので、そういう麵料理ならいくらでも食べられそうです。
―韓国料理の中で特に好きなもの、日本の読者におすすめしたい韓国料理があれば教えてください。
イ・サンイさん:ポッサム(ゆで豚を葉野菜で包んで食べる料理)とマッククス(そば粉の麺に甘辛いタレを絡めるまぜ麺)が大好きで本当によく食べているので、皆さんにもおすすめします。ぜひ本場の味を体験してほしいです!
―『レタスクラブ』では日本の家庭料理を紹介しています。思い出の家庭料理とエピソードを教えてください。
イ・サンイさん:僕は食べることが大好きなので、家でもよく「おかわり」(日本語で)します。
メイン料理が出てくる前におかずを全部食べてしまうこともあって、結局もう一度おかわりして…という感じです(笑)。食いしん坊ですよね(笑)。

