
俳優の福士蒼汰が12月9日、都内で開催された映画「楓」生歌唱付き特別試写会に、福原遥、十明、行定勲監督と共に出席。理想のクリスマスを熱弁した。
■福原遥、理想のクリスマスは「クリスマスマーケット」
本作は、スピッツの「楓」を原案にした忘れられないラブストーリー。事故で双子の弟を失った涼(福士)は、弟の恋人・亜子(福原)に弟と間違えられたまま恋人として過ごす。しかし、亜子もまた“秘密”を抱えていた。真実を言えないまま引かれあってしまう二人の運命が交差するとき、驚き涙するこの冬一番の感動作となっている。
クリスマスが近いということで「理想のクリスマス」を聞かれると、福原は「私は食べることが好きなので、クリスマスマーケットとか行って、パイシチューとか温かいご飯を思う存分食べたいです」と回答。「イルミネーションとかを見ながら食も楽しむっていうのが楽しそうだなって」と目を輝かせた。

■福士蒼汰、豊かな妄想力を発揮
一方、福士は「妄想しちゃうんだけど…」と切り出し、「案外二人は仕事してるみたいな。カップル同士で仕事しちゃってて。『今日夜、18時半に待ち合わせね』って言って、お互い朝から時計をずっと気にするわけですよ!」と自身の妄想を説明。
福士は「ちょっと男性が遅れちゃうんだよね。先輩になんか言われて『分かりました、やります!』って言って、わーって終わらせて。退勤して、走る!走るシーンがあります!」と続け、「走って、間に合って。イルミネーションの前で待ち合わせをして、女性も白い息で。男性は走って来て、白い息で『ごめん、待った?』って言って、二人で『ううん。大丈夫だよ』ってなって、手をつないでレストランに行く」と演技を交えて熱弁した。
その途中で、福原は「楽しそう」と笑いながらところどころ相槌を打ち、福士が全て説明し終わると「なんか見たことある」と笑った。
福士は「みんな会社勤めもしてるだろうし、忙しい中、時計を気にしながら待つ時間も楽しいよね」とにっこり。福原も「確かに。朝からウキウキですね」とほほ笑んでいた。
◆取材・文=山田果奈映


