
船越英一郎と阪田マリンが出演する「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」(毎週木曜夜9:00-9:55、BS12 トゥエルビ[BS222ch]※全国無料)。12月11日(木)の第49回では、俳優・中本賢による昭和の原風景を辿る新コーナーと、3人の語り部が伝える戦争体験が放送される。
■古き良き昭和を掘り起こすノスタルジック番組
船越と阪田がMCを務める同番組は、昭和の思い出のアイテムや昭和の思い出の場所、昭和の思い出の人を振り返り、古き良き昭和という時代を記憶と共に再生させる「昭和」×「令和」融合の“ノスタルジックリアル番組”。
これまで、ニューミュージックの先駆けを作った昭和の大歌手・小椋佳や、ゴダイゴを追ったグループ・サウンズ空前のブームなど、昭和のスターたちを特集。また、昭和の怪獣映画「ガメラ」の4Kデジタル修復の現場への密着や、昭和の大阪万博、昭和漫画の聖地・トキワ荘といった昭和カルチャーの再生や昭和遺産の紹介が行われてきた。
■一枚のモノクロ写真を辿る昭和の記憶
今回は番組初コーナーの「昭和フォトトラベル」と「昭和遺産」の特別企画の二本立てで放送。「昭和フォトトラベル」では、昭和の自然や情景・人情を愛する中本が、毎回一枚の白黒写真を頼りに、その場所と人を訪ねていく。
今回は、昭和44年に神奈川・川崎の工業地帯で撮影された「シェー」のポーズをする二人の子供と、その背景にいくつもの煙突が写る写真。この写真を撮影した場所や、写っていた子供たちの現在を追う。
「昭和遺産・戦争体験語り部」のコーナーでは、戦後80年という節目、改めて戦争の記憶を次の世代へ受け継ぐために、戦中を体験した3人に取材。
奇跡の生還を果たした99歳の元特攻隊員、山の手空襲から多くの命を救った山陽堂書店(東京・表参道)4代目店主、広島で被爆しながらも人命を救うため奔走した元看護師に話を聞く。
予告動画では、「たった一回の爆弾を抱えて、あんな戦法はないですよ」「戦争はしちゃいけなんだなって、そう分かってくれるだけでもね。うれしいんだ」と取材に答える姿が収められている。

