「オートマット(Automat:自販機コーナー)」はどのような用途で利用されていたのか
この質問に対し、当時を知る多くのユーザーがコメントを寄せており、特に次のような意見が目立ちました。
「1980年代の自販機はすでに充実していたが、今よりシンプルで静かだった」
「深夜営業の自販機コーナー(オートマット)は“便利の象徴”だった」
「治安の良さと補充の早さは、当時から日本ならではの特徴だった」
つまり、“未来感と安心感の両立”という、日本の自販機文化に見られる特徴は、1980年代からすでに確立されていたことがわかります。
日常の設備から“観光資産”へ──進化する日本の自販機文化
日本の自販機文化の起源は、明治時代にまでさかのぼります。1888年(明治21年)、俵谷高七(たわらや・たかしち)によってタバコ販売用の装置が発明され、特許が出願されました。
1904年には切手・はがきを販売する木製自販機を開発。これはお釣りの払い戻しや価格表示まで行える先進的な機械で、日本最古の現存自販機として知られています。その後、1960〜70年代に清涼飲料水の自販機が急速に普及し、高度経済成長期には「いつでも手に入る便利さ」が新たな価値となりました。
自販機メーカー同士の競争が激化すると、食品系・雑貨系へとジャンルが広がります。治安の良さが普及を後押しし、地方や郊外にも設置されるようになりました。
さらに、地域限定商品やユニークなラインアップが観光効果を生み、SNSの発達によって外国人が“日本のユニークな文化”として発信し始めると、その進化は一段と加速していきます。
訪日した外国人が、ずらりと並ぶ自販機の清潔さや品ぞろえ、そして信頼性に驚く理由も、こうした長い歴史と文化の積み重ねにあるといえるでしょう。
Redditの最新スレッドでは、1980年代の“未来感と安心感”が語られ、過去スレッドでは日本の治安や信頼性への驚きが繰り返し見られました。時代が変わっても、海外から見た日本の自販機は常に「興味深い文化」として注目され続けているということなのでしょう。

