
グリコの新チョコレートブランド「Tunmel」

日本を代表する菓子メーカー・江崎グリコ。創業者の江崎利一がカキの煮汁からグリコーゲンを発見したことで、ハート型のキャラメル「グリコ」が誕生。以来、アーモンドや乳など素材の研究に力を注ぎ、“おいしくて健康につながる商品”を次々と生み出してきました。

そんなグリコが「カカオ」に注目して、2024年冬にデビューしたチョコレートブランド「Tunmel(トゥンメル)」。ヨーロッパではチョコレート消費量が日本の約4倍にのぼる中、その差を埋め、日本からアジアへチョコレート文化を広げたいという想いが込められています。
ブランド名の由来~過去と未来の出会い~

艶やかな響きで、思わず口に出したくなるブランド名「Tunmel」。“マヤ文明での暦の単位”や“貴重な石”を意味する「Tun(トゥン)」と、口の中でゆっくりととろける「Melt(メルト)」を組み合わせて、“とろける宝石のような一粒”を表現しています。

キャッチコピーの「時を越えて、とろける貴石」とは、特定の宝石を指すものではなく、“輝くもの・希少なもの”をイメージしています。古代マヤの知恵(過去)と現代の革新的な製法(未来)が融合し、時を越えて新たな輝きを生み出す姿を、チョコレートのなめらかな口どけに重ねているのだそう。
また、余分なものを加えないチョコレート製法や素材へのこだわりが、「石や宝石」のような“シンプルで洗練された美しさ”とリンクさせています。
スイスと協力した唯一無二の製法
“とろける貴石”という表現は、チョコレートの製法にも深く関連しています。

本商品には、スイスのチョコレート会社「Oro de Cacao社(オロ・デ・カカオ社)」が、古代マヤ時代のカカオ豆を石臼ですり潰したドリンク「ショコラトル」に着想を得て開発した、国際特許技術「コールドエクストラクション™」という独自技術を採用しています。

(画像:江崎グリコ「Tummel」パンフレットより)
一般的なチョコレート作りの工程にある「焙煎」を行わず、低温で抽出する「低温抽出技術」によって、焙煎することで感じられる苦味を抑え、カカオ本来の香りやポリフェノールを活かし、カカオの個性を際立たせていることが特徴です。

(画像:江崎グリコ「Tummel」パンフレットより)
「コールドエクストラクション™」製法によって、まずは、カカオ豆から「ココアバター・ココアパウダー・ココアエクストラクト(ポリフェノール等の成分)・ココアアロマ」4つの原料が抽出されます。グリコのチームは、現地にてそれら4つの原料を "くちどけのよい生地”に仕立てて日本へ持ち帰り、自社工場で独自の新しいチョコレートへと仕上げています。
(参考)「Oro de Cacao社」について
公式サイト:https://www.orodecacao.com/
スイスのチューリッヒで創業したチョコレート会社。International Chocolate Salon 「Best Milk Chocolate 金賞」受賞。
3種の産地別「カカオセレクション」

2024年冬にデビューした「Tunmel」の商品は、産地別(ペルー・ドミニカ共和国・ガーナ)のハイカカオチョコレート「カカオセレクション」です。

(左)「Tunmel ペルー81%」。香水を思わせる華やかな香りが特徴。苦味は控えめながら、カカオの力強さを感じられるすっきりとした味わいでした。
(中)「Tunmel ドミニカ82%」。カカオの深いコクが際立っていて、後味のクリアさには驚きました。バランスのよい1粒です。
(右)「Tunmel ガーナ83%」。最もカカオ分が高く、重厚な味わいで、後味のまろやかな余韻が残ります。宝石のような形状も魅力で、見た目と深い風味についうっとり……。

購入者からは「ハイカカオなのに苦くない、産地ごとの個性がはっきりしている」と、驚きの声が多く寄せられました。
商品名:Tunmel ペルー81%
個数・税込価格:8個入(2,052円)
商品名:Tunmel ドミニカ82%
個数・税込価格:6個入(2,052円)
商品名:Tunmel ガーナ83%
個数・税込価格:8個入(2,052円)
商品名:Tunmel カカオセレクション(タブレット3種のアソートボックス)
個数・税込価格:3種各4個入(4,104円)
各種の賞味期限:製造日から150日

