「愛しすぎたから別れる」という残酷なリアル
なぜ、二人は結ばれなかったのでしょうか。
それは、勝男が鮎美を愛しすぎたからこそ、「自分の存在が彼女の自立の妨げになる」と気づいてしまったからかもしれません。
ネット上では「勝男派(愛してくれてるのに酷い)」と「鮎美派(依存を断ち切ったのが偉い)」で意見が真っ二つに割れていますが、共通しているのは「竹内涼真の演技が凄すぎた」という称賛です。
ハッピーエンドという“ご褒美”はもらえなかった勝男ですが、視聴者の記憶には「今期一番愛された不器用な男」として、深く刻まれたことは間違いありません。
もし続編があるなら、今度こそ勝男が幸せになる姿を見たい……そう願わずにはいられない最終回だったのではないでしょうか。
(LASISA編集部)

