同居嫁の私。正月、ようやく自分の実家へ帰省。「お茶!」と要求した夫が、真っ青な顔になったワケ

同居嫁の私。正月、ようやく自分の実家へ帰省。「お茶!」と要求した夫が、真っ青な顔になったワケ

義実家同居のお嫁さんの年末年始、帰省してくる親族の対応と倍増する家事で大変なことと思います。ようやく自分の実家に帰ることが出来て、少しはのんびり出来ると思ったら……。
筆者の友人C子のお話をお届けします。

同居嫁の年末年始

C子は夫の実家で義父母と同居しています。
年末年始は来客が多く、忙しく夫側の親戚や義妹家族などをもてなしたC子。
正月休みの最後の方でようやく自分の実家に帰省出来ることになりました。

実家に帰るのは一年ぶりで、ちょうどC子の兄家族も同じタイミングで帰省していました。
自分の実家とはいえ高齢の両親を気遣い、家事は母と分担してこなすことにしたC子。

そんな彼女が昼食後の食器を洗っていると、
「ねえ、お茶ちょうだい」
夫がこたつでのんびり寛ぎながら声をかけてきました。

お茶を出した人物は

はいはいちょっと待ってね、と返事をしようとしたところ、
「はい、どうぞ~」
夫の前にお茶が入ったコップを置く手が。
「お~、ありが……」
その姿を見上げた夫の表情が固まりました。

「あ、お義兄さん!」
なんと夫にお茶を出したのはC子の兄でした。
「ここはオレの実家でもあるからさ」
兄はにっこり笑って、自分の奥さんにもお茶を出しました。
兄嫁さんも笑顔で受け取ります。

「C子はそちらの実家でも頑張っているみたいだから、せめてここにいる間はオレがもてなすからね」
その言葉にギクッとした様子の夫。

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